伊豆半島ランディング レポ 2007_4_4 by Opcell 

使用リール セルテート3500番 + PEライン スパイダーワイヤー ステルス30ポンド
ロッド モアザン平狂い 15フィート
リーダー フロロカーボン12号 1.5m
結節 ビミニツィスト+オルブライトノット

使用ボーグ ファルコン128 AquaShaft SB/Iron-Solid コギーベアー(コノシロン)カラー


2007年4月4日

 さほどサラシの出なかったその日、初めて攻略するポイントに立った山本。

その4投目にグッドサイズの平鱸がヒット!

ファルコンはこの程度のサラシでも十分にヒットさせることが可能だ。

アタリ直前の画像 (この直後、ロッド先端に変化が・・・)

→ 上下画像の違い。  アワセ待機する山本のティップに現れたアタリ・・・大きなストローク

アタリ・・・! 15フィートロッドでのこのムービングマスは平鱸による吸い込み&反転によるしなりだ。
目測40〜60cm以上は持っていかれている。

これは柔らかいティップのロング・ロッドでこそ違和感を与えずに送り込めるストロークだ。

そしてアワセ!



右下に見えるエラ洗いで反撃開始するターゲット。これも至近距離の足元ヒット。

この後3分20秒もの抵抗を見せたスポーニング後の平鱸75cm4.35キロ






しなやかな形状記憶合金ユニットに捉えられた平鱸。離脱したコノシロンボディーが見える。
スライディングフックユニットに配列された二本のフックが閉じることにより一番良いフッキング位置に自動セットされる。
ボーグはフック2本でも3本フックより多い。「無限数フック」を装備した状態に等価。



さあ、ファイトの仕上げだ・・・ネットを刺すぞ。

スネーク・スタビライザーによって水面に添うように伏せられたネット面。
ターゲットは抵抗無く捕獲枠内に導かれる。



そして確保!?

いや! アキシデント発生!


魚を落としたのではない、柄からネットが脱落!

古源さんとの釣行、rinyosiさんとの釣行、その後のヒットで何尾ものターゲットを取り込んできたネット。
いつ壊れるかは分からない、しかし肝心なときに壊れるのが世の常。
 例に漏れずマーフィーはやってくれた(笑)。


経過をご覧頂きたい。

魚体はネットに収まっている。
継ぎ手が壊れても安全を保つ保険的アイテムでもある「スネーク・スタビライザー」をセットしておけば活路は残される。
それは分かっていたがこの取り込みで対象事案発生。

下は平鱸収納済みネットの脱落直前の画像



そして脱落!




だが、8ミリ径のナイロン・ロープに結束されたネットも魚体も失われていない。

先んずれば制する・・・予測しうる危機は想像力で超える。

ボーグのクラッチフッキングとスタビライズ・ネットの詰めによって、
アタリの少ないこの地域でも山本は落胆無く次に乗ってゆけるのだ。

その心理面の副次効果と高いランディング率を実現するボーグシステムは価値ある魚体と感動をもたらしてくれる。
ボーグは決して高価ではない。
いや、接して頂くほどにむしろ驚異的にリーズナブルなアイテムであることをご理解頂けるはずである。









高性能デジカメも最新のグリップも魚をランできなければ意味はない。
ワゴンのアイテムを100本集めても、ボーグの一発に比べようもない。
なぜなら、その時ロッドに結べるルアーはたった一つだからであり、
大物取り込みの瀬戸際では必ずや修羅とパラダイスの境を見ることになるからである。


ボーグ山本