アングラーはTEAM DREAMER


秋保孝次さん




釣果レポート

昨年は、いくら釣行しても秋まで結果がでず、年間ボウズも覚悟しましたが、今年は春先から調子がよく、この分では秋のシーズンを含むとこれまでの最高の釣果が期待できるんじゃないかと内心期待していました。

ところが、秋のシーズンの9月になっても、何の魚っけもない厳しい状態で1カ月間結果が出なかったものの、休みにはロッドを振らなくてはいつになっても釣れないと覚悟を決め、夜な夜ないろいろなポイントを徘徊していました。

2006年10月12日


この日は私にとって忘れられない日になりました。
いつものように、夕まずめからお気に入りのポイントでゲームを開始し、セオリー通りシャローランナーから投げはじめると、ボラと思われる当りが何回かあり、また先日も釣友がここでランカーサイズを仕留めたこともあり、俄然やる気になりいろいろなルアーをチョイスしかわるがわるキャストしました。

しかし、当りはあるもののフックオンしない!
しかもボラ当りと思われるものばかり!

キャストし続けること5時間!

やっぱり今日もだめだったと半ばあきらめ気分で座り込みルアーケースを覗くとそこにはまだ使用していないオプセル社の オスプレイ90リトルジョンがあるじゃありませんか。

カラーもこれまでキャストしていたのは、パールカラーのレッドヘッド中心だったのですがこのルアーカラーはグリーン!

このルアーはいつもケースに入っているものの、カラーがグリーンだったためあまりチョイスしなかったのですが、駄目元でここは思い切って使ってみようと思いキャストを始めて3投目のことです。

デッドスローに足元まで引いたピックアップ寸前のルアーに一瞬の重みを感じました。

根がかりか、良くてボラがフックオンしたんだろうと思いましたが念のためロッドをあおり、合わせを入れた瞬間に、突然のエラ洗いが始まりしかもその感触から相当でかいシーバスだと判断できました。

私のヒットパターンは、沖目でヒットし十分なやり取りを行った後取り込むのが常でしたので、足元でのヒットはとても慌てましたが、私の釣友も愛用しているオプセル社のクラッチフッキング性能のすばらしさを話していたのを思い出し、きっとこのシーバスの口元にもフックがきっちりとクラッチしていると思うと少し余裕がでてきて、浅いシャローエリアから少し深めのエリアにドラッグを調整しながら誘導し、もうまいりましたと白いお腹を見せるまで、久しぶりのシーバスの感触を存分に楽しみ無事ネットイン!

取り込んでみると想像どおりランカーサイズの80cm・4kgのグッドシーバスで、その口元にはフックが見事にクラッチしていました。



これが普段使用しているルアーだったら、こんな余裕のあるやり取りが出来ただろうか?

そう考えるとこのクラッチフッキングがますますすばらしく思えてきます。

これからも、どんどん使用し自己記録を超えるシーバスを狙いたいと思います。





秋保孝次さん

初めまして
有限会社オプセルの山本です。
今回はグッドサイズ80cm!そしてグッドコンディションの丸鱸ランディングおめでとうございます!

栄養状態もよい感じですね。
これは強い引きだったのではないでしょうか?
5時間キャスティングした直後の3投目ということは偶然通りかかったのではなくすでにそこに居た個体と考えるのが自然です。

オスプレイにシフトされ、ルアーの動きやシルエットが変わったためにバイトへの引き金が引かれたのでしょう。
オスプレイは90ミリですが超大型シーバスをランディングできる取り込み力を持っています。

釣れた時にしか確認されない釣果の背後で確認できないままばれているターゲットたち。
その隠された釣果を掘り起こすことは地味で理解を得にくい性能なのですね。

というのも投げている人がきわめて少ない遊動ルアーはそれに比例して釣果そのものが少ないのです。
ですから投げている人の多いルアーに比べると褪せて見えるかもしれません。
しかしランディング率、ヒット率はそんな水揚げ量に関係なく機能します。

BFTの皆さんが長くボーグを愛用してくれている事がその見えにくい確率、見えにくい釣果にボーグがプラスの影響を与えることを証明してくれていると思います。
このクラッチフッキングパワーはアングラーさんの直感によってご理解いただけるものです。
例えプロであれボーグに本気で触れた事の無い人には語りようがないのです。
「これまでにない」とはそういうことです。
ヒット率、取り込み力、そしてバラシ率も含めた全ルアー釣行において遊動ルアーが必ずメリットをもたらしてくれることを秋保さんにも感じて頂ければ何よりです。

今後ともよろしくお願いいたします。


ボーグ山本より