ボーグ・マン 釣行記 


朝妻和雄 さん  (新潟)






2006/8/22


6月の爆釣以来あまり釣果に恵まれていなかった。

BFT山田氏や古源氏の様にボーグルアーで釣って見たかった。

何時もボーグルアーは携帯しているものやはり何時ものブルースコードを投げてしまう。

投げれば誰よりも釣れたのだ。しかしこれではいけないと思い私の友人や古源氏の友人に上げることにした。

これで手元には107cmを上げたボロボロの一個のみ。

これは記念に残して置くため封印。

隣で次々に掛けていく友人を尻目にまったく当たりすらない、

山田氏や古源氏が釣っているのだからこのルアーが釣れない訳が無い。


何が違うのか・・・・。

ボーグルアーを手にしてから一か月余り38cmのセイゴと120cmのダツしか釣っていない。




やっと良くなってきたようなので行ってみようかなぁ?

なんて思っていた矢先、古源氏より「今日は出撃ですか?」とのメール。

彼も狙っていたらしい。


駐車場で待ち合わせ一緒にポイントへ向かう。


多少波があるものの良い感じ。

思ったとおり誰も居ない。


早々にポイントへ入るが梅雨の豪雨のためゴロタが沢山ある。

中々、古源氏が来ない・・・どうしたのだろう?





今日は山田氏オリカラ(オールナイトダイヤ)ファルコンSBスカイパス

これは、年をとったメスのシーバスに効くらしい(笑)

数投目で「ゴン」と言う当たりとともにエラあらい。

ロッドに伝わる感触からランカー間違い無し。

もしかしたら
90オーバーはあろうかの引き。

自分にしては慎重に寄せて来たつもりでしたがあと
2m位でランディングと言う所で急に反転!

シーバスの動きに素早く対応できずにフックアウト・・・・。

「リアフックに食いついてましたね」って古源氏。


リアフックに先に食いつくとばれる時があるらしい。

そんな物なのかと納得。


気を取り直してキャスティング!

その後に来たものは先ほどばらした物より当たりは小さいもののランカー間違い無し。

エラあらいの時ボディが外れているのが確認できた。


クラッチフッキングしているのだろうか?

初めての為に感覚が分からない。

上がって来たのは
87cmボーグルアー初キャッチでのランカー嬉しかった。


しかし先にばらしたのはこれより確実にでかかった!




山田氏オリカラ オールナイトダイヤ





2006/08/26


数日荒れていたため釣りが出来ずに居ましたが、今日はシンキングペンシルだけで攻める事にした。

ファルコンでシンキングペンシルは出来ないものか?

と思っていた矢先、斉藤氏(
junction)より名古屋の柴山氏のブログの中に記事がありますよと、教えて頂き、早々に山本さんに発注。

トリプルスカイパス改シンキングペンシル固定重心
23g



いつものポイントで試して見る。


流れも良い感じ、波も余り無く穏やか。

セルテート2500番で75巻きほどの距離が出ている。

ブルースコードのイメージでリーリング。

「ゴン!バシャッ」といきなり来た。


引きからしてランカー間違いなし。

シンペン第一号ランカー頂き!

っと
思ったら沈みゴロタに足を取られて転倒・・・・。

全身ずぶ濡れ。


その上ばらしてしまった。

開き直ってキャスト再開。

数投目でまた来た。

しかし先ほどとは程遠い軽い感覚・・・・。

やはり・・・・。

シンペン一号は
59cm



トリプルスカイパス改シンキングペンシル第一号59cm

その後56cmを追加して竿納

ランカーは上げることは出来ませんでしたが、なんとなくシンペンの操作が分かりかけてきました。

今日も攻めて見ます。



朝妻和雄



朝妻和雄 様

いつもお世話になっております、ボーグ山本です。
サイト上では初めまして、ですね。

そしてボーグ初ランカー、ゲットおめでとうございます!

その直前にさらに大きいターゲットを掛けられたとのこと。

見たかったです。

その後のオーダーを頂いた時にフックへのご指摘がありました。

スティンガー ST36−BCが装備されていたと思います(古源さんも確認)。

フックアウトの原因は多く考えられますが古源さんの解析が近いかと推念します。

やはりストレートでやや開き気味の36にはネムリ角を入れたいです。

次回からは46、もしくは41にてお届けさせて頂きます。

シンキング・ペンシルでも大型がヒットしたようですね!

これも惜しかったです。

名古屋の柴山様にリンクする情報が実を結びつつあります。

釣れる釣れないは時の運でもあります。

しかし「こんなもので釣れるのだろうか・・・」という距離感。

そんな期待と疑念の入り交ざるスタート位置から、掴むまでは見ることの出来ないターゲットへのあこがれ。

その距離感こそがルアーフィッシングの基幹コンセプトを作っていると思うのですね。

確実に釣れるルアーなどいつでも釣れる魚と同じく本当は面白くないのです。

本当は釣れるのに釣れるかどうか分らないボーグです(笑)。

その未知との間合いを詰めるゲームを内心のテーマとしておられる朝妻さんと感じます。

私がボーグをどうしていこうか迷うときの思いが重なります。

朝妻さんが飽きてしまわぬよう、私自身ですら性能を確かめられないスリリングなアイテムを作り続けますから。

その先の冒険は宜しくお願いしますね y(^ー^)y 

初めてのレポを頂き感激です!



ボーグ山本より