Report from
Borg_Brothers ( from 神奈川) 受信日 2月22日
2009年2月21日
山本様
おせわに為ります。今日も!キャッチ!流石です。
私たちは、昨日出撃して来ました。
激荒れの中、立てるポイントを模索し此処しか無いと思った南伊豆の磯に立ちました。
波もウネリが回り込むGOODな感じでサラシも広く、分厚く綺麗に出ていました。
釣座は一人分なので交代してのキャスト、まず弟からSB/SKYPASS金イワシで攻撃開始!
5分経過、10分経過し反応無し。
私に交代しLB/SKYPASS金イワシで攻撃再開、
(画像はカラー試作機でのSB/Sky-passです)
ウネリとサラシの状況を確認しながら5分経過、沖から良いウネリが!
サラシの広がりを予想してフルキャスト!
どぉりゃ〜
サラシの向こう側に着水、ポチャ
リトリーブ開始!
分厚いサラシにルアーが吸い込まれるように消えた時、ハンドルが重くなるLBだからかな〜と
でもあわせを入れると、
そう!
ついにボーグルアーにヒット!!
サラシの中、黒く銀色に輝く魚体がジャンプ!
ヘッドシェイク!
またジャンプ
と小型ながら、なかなかやりますが丁寧に足元によせて援護に待機していた弟にネットでランディング。
サイズは、50cmと小型でしたが、かなりのファイターでした。
その後、移動、移動し午後から西伊豆に移動し日没までしましたが、ウネリ大きく、濁りが酷く、異常無しでした。
久々に日の出から日の入りまでやり、う、腕が〜。あ、足が〜〜
年ですね!
また!また!出撃しますよ!!!。
追伸
ルアーについて質問が有ります。
SKYPASS(シンキング)にウエイト増しができますか。
20gを24gに、また金イワシとフックシステムを注文します。
(ウエイトを増したとき泳ぎは、アクションは、どうなりますか。)
オプセル社より
ボーグ・ブラザース さま
お世話になっています、有限会社オプセルです。
フィールドでは私たちと時折すれ違っていたのかもしれませんね。
帰り際のあのいいタイミングでお話ができて良かったです!
そしてボーグルアーによる磯平ゲームにご参戦頂きボーグ初ランディングをゲットされたとのこと!
ありがとうございます。
ランされた日はちょうど私の誕生日でしたので(笑)よく覚えていますよ。
相当荒れていましたね。
待ちに待った週末だっかと思いますがあの荒れ日にランされたのですね。
先日、神奈川のハンターさんも春一番通過直後にランディングされましたが、それに匹敵しますか!
それもオリカラでのランですからカラー施工者も嬉しいはずです。
荒れすぎはだめな場合が殆どですがよく観察していくとやれる位置が見つけられるケースもありますね。
ただ濁りの出やすいうねりサラシよりも季節風によるサラシの方が釣れる気はしますね。
ところで
ご兄弟での釣行は珍しいですがこれは最強のタッグになり得ますよね。
往々にして親子や兄弟ほど胡散臭いものはない(笑)というケースも多いようですがボーグ・ブラザースさんはほんとに仲良しです!
素晴らしいタッグだと感じますよ(^-^)v。
釣り人はたとえ何人で行っても互いに一体となっていなければ無意味なんですよね。
いやむしろ危ない。
私もrinyosiさんやhoriさんだけでなくすべてのボーグマンの皆さんと釣行させて頂く時にはそのことを何よりも大切にしたいと思い、行動しているつもりです。
(といいますか、あらゆる時間、シチュエーションにおいて周りの人が感じているものを共有したいと思っている山本です。)
工房を訪ねて下さったときにああこのお二人は兄弟というだけでなく、一つのことを分身の術で成せるチームだと思いましたよ。
これは画期的な事なんですよ実は。
例えばですがヒットがあったときなど、俺のポイントだからまだ投げるな、って内心思っちゃうメンバーもいるでしょう。
気分は伝わりますからつい他のメンバーも怯むかもしれません。
そのうち群れの活性が落ちたり、群れそのものが移動してしまうこともあるでしょう。
フィーディング時間内にどれだけ多く掛けられるかという確率は落ちているわけですね。
特に青物は。
コンビネーション不和から得られたはずの連続ヒットを失っているケースもあるでしょう。
しかしお二人の場合には魚の処理をしている間にも気遣いなく最高のラインを撃てるので次の魚がすぐに掛かり、引き合うことができ、そのスクランブル波動から群れの補食状態が維持され、釣れ続ける可能性が高まりますね。
さらに高場での磯平など困難な取り込みでもゲットしやすくなり、ポイント探索においても励ましあいながらいけます。
また大切な危険回避に対しても有利になります。
余談ながらお化けが怖いというアングラーさんも多いですしね、二人のほうが心強いですよね(笑)。
たとえ複数で釣行していても互いへの本当の気遣いが無ければむしろ危ない。
危険認識に慣れていないメンバーはついエキスパートが注意しながら立っている危険位置に無防備に立ってしまうことになりかねません。
ですからエキスパートを自認される方はやや慣れていない人と釣行する場合には特に注意が要されますよね。
熟練者は釣れる感触を知っていますから釣りまくりたい気持ちも強いでしょうからね。
もどかしいビギナーへの気遣いをするのは面倒に思うこともあるでしょう。
ですからエキスパートさんは非常に意識して警戒しなければならないのですね。
その点お二人がご兄弟であることは自分の身になって相方の危険を捉えることが出来、対応能力、体力も近いので互いに危険を感じあうことができますよね?!
ですから、ボーグ・ブラザースさんのコミュニケーションは多くのシーバスチームにとって非常に良い目標になりえると思います。
セキュリティーの面でも、フィールド攻略の面でもこれからのお二人の活動にはとても関心を寄せていますよ。
ポイント分析への努力、独創的視点、粘り強いアクセス力などを感じますね!
バスの世界からソルトに来られて再びご活躍されることと思っています。
今後のシンプルレポートに期待しています。
お話からは危険なときには撤収できる勇気をお持ちのお二人さんです。
自分たちのペースでいい釣りを深めていって欲しいです。
オプセル社、山本より
ご質問について
これまで25グラムファルコンの固定重心機はありましたが24グラムの重心移動システム機のトライはありませんでした。
早速内部レイアウトを見て可能かどうかトライしてみたいです。
良い経過が得られましたら特機として製造も試みたいと思います。
経過はこのコラムにて随時、追記させて頂きます。
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