BFT京都 藤田千明 選手



2007年5月5日



5月5日、いつもの港湾部へ釣行。

ついついヒット率の高いオスプレイにばかり手が伸びてしまう心をぎゅっとこらえ、サイズアップを期待して、ルアーもファルコンにサイズアップして挑みました。




目で確認できるベイト?はクサフグとボラ。

アジやイワシの姿は見当たらない。


何だか確認はできなかったが、虫があちこちで水面で輪を描いてくるくる回っていた。

ルアーよりもフライの方が分が良さそうに思える海面の状況だった。



ファルコンLB・IRONパールチャートバックで様子を伺うが全く反応なし。

水面付近に本命らしきベイトが確認できなかったので、ファルコンLB・SkypassパールRHにルアーチェンジするも沈黙のまま時間だけが過ぎる。


水色はかなり濁り気味だったので、アピール系のカラーでのトライを試みていたが、あまりに反応が得られないので、全くイメージを変えようと、敢えてサヨリアルにチェンジ。



何とこれが大当たり。

濁りの強い日にはパールや赤金、明かりの強いエリアではイワシ系かグリーンゴールドを多用してきたが、

澄潮時のメインに捉えてきたシルバーやクリアー系がこのような状況でこうも効果があるとは、自分にとっては新発見だった。



パール系やイワシ系は地元では定番カラーなので、ひょっとして、魚がそれらのカラーに反応を薄めているのだろうか。

今後の釣行で、決め打ち的な自分のカラーチョイスに新たな選択肢を取り入れて、その辺りをバラエティーに富んだ状況下で試行錯誤しながら探究しなければならない。


今更ながら、新たな課題を目の当たりにし、何故だか、非常に新鮮な気持ちだ。





サイズアップを願ってのルアー選択だったが、今日の結果は


61cm1.6kg


71cm2.7kgだった。


シーバスFishingは、いつまでも果てしなく出口のないトンネルを突き進むようなものに思えてならない。

同時に、ここまで来ておきながら後戻りすることもできない。

出口や、出口らしき光明が差しても、それらは錯覚にすぎない。

答えはいつまでもいつまでも謎のまま。


その終わりなき謎解きこそ、LFの面白さでもあるのではないだろうか。

そういう意味では、サイズにかかわらず、一尾一尾との出会いが感動であり、貴重な学習材料でもある。


魚に感謝、海に感謝、自然に感謝!


BFT 藤田 千明



オプセル社 レスポンス


藤田さん、レポありがとうございます。
お久しぶりですね!
魚がどのパターンで来るのか?という永遠のテーマに挑まれていますね。
現場の様子がとてもよく伝わってきてビジターの皆様にも何かを参考にして頂けるかもしれません。

今日は少し釣りと違う話をさせてくださいね。
藤田さんにはボーグの拡販でもご尽力頂いていますが私の力が足りず思うように進まない現状には恐縮の至りです。
こんなにレポの間隔が開いてしまわれたのもそんな拡販が思うようにいかず責任をお感じになられていたのではないでしょうか?

反省すべきは山本かもしれません。
オプセル社も原価削減に鋭意努力しておりますが遊動ルアーは通常ルアーの約2倍の工程や部品が使われているため定価も2倍に設定しなければならないのは当然なのでありました。
リリース当時、シーバス庵の菅野番頭さんからもお叱りを受けたものでした。
それでも4000円を超えてしまうようなルアーは一部にはあるものの一般的ではないと思い現在の定価で発進させて頂きました。
申し訳なくも現在のボーグ価格では通常ルアーの原価を源に成立している問屋さん並びに販売店さんの皆様にはご迷惑をお掛けしてしまいます。
たとえルアー専門誌に告知させて頂いてもそのボトルネックがある限り皆が辛くなってしまう状況でした。

ただ私の信条のひとつでもありますが「道は必ずある」のだと思っています。
例えば現在は宅配便システムが進んでいますので午前のリクエストであれば近県なら送料260円で翌日にはお届できるのです。
またイーバンク銀行をご利用頂ければお振込み料もゼロ円です。
そして最新バージョンによる最新カラーへの最リーズナブルなご購入を最速でお届けさせて頂けます。
藤田さんのご努力のさなかもアングラーさんからは「なぜ店で買えないのか?」という内容のお電話を多くいただきましたが、アングラーの皆様にはそんな経過もありぜひウェブ販売に来て頂ければ幸いです。

山形BFTの木村さんもそうですが非常にお忙しいお勤めの中での釣行お疲れ様です、
藤田さんにはアングラーとしての本来のパワーを迷い無く発揮して頂きボーグ・フィッシングの面白さをお伝え願えれば幸いです。

ヒットファルコン・サヨリアルカラーの考案者山田純一さんもまた非常にお忙しいBFTのお一人ですが(暇な方は一人もおられないのですが・・・)
インターネットの中では距離を超えた人の輪が現実の中に現れています。
名古屋のrinyosiさんが四国の山田実さんブログで揃い踏みし、
舞鶴藤田さんのヒット画像に新潟山純さんのサヨリアルが現出しているのですから・・・。
ネットはバーチャルな空間ではないのですね・・・さよう、リアルです(爆)。

そしてオプセルホームページは店頭と同じく現実なのですよ。
またお時間取れるときにフィールドの匂いなどお伝えください。

ボーグ山本より

                 

藤田さん 前回(2004年9月19日)の釣行











有限会社オプセル