ボーグ・マン 釣行レポート  from ケケチさん  (新潟)



とうとうバラシてしまいました。

2008年6月14日 

新潟県のケケチです。

いつもお世話になっております。

先日ショッキングな事件がありました。

最近はショートバイトが多く掛けるのに一苦労。。。

更に依然サイズUPもできず四苦八苦していた矢先、事件は起きました。

とうとうバラシてしまいました。

逃した魚は惜しくはないのですが、バラシた事に対する精神的ダメージが痛いっす(泣

また一から出直します。

ちなみにバラシの原因は対処済みで、これがリベンジの釣果です。

いつも小さくてすいません。




ケケチさん

とうとうその日が来てしまいましたか!
年間を超えての無バラシ記録は6月2日レポの後に途絶えてしまったということのようです。



素晴らしいパフォーマンスでした!

2006,年の12月下旬でしたか、これ・・が始まったのは・・。

そこからのノーブレイク釣行などそう簡単に成せることではありません。
生みの親の私にもやれそうにないです。

記録には必ず更新というターニングポイントがやってきます。
永遠の記録とはつまり人類の終焉を意味しますからね(笑)
ケケチさんが今回バラシてしまったことは残念に違いありません、
しかし、ここまでランディングをし続けられてきたことの凄さが桁違いに凄いです。

運に恵まれていたと言われるかもしれませんがやはりオペレーションが的確だった事を置いて他に理由はないでしょう。
自分で言うのは反則かもしれませんが(笑)ボーグルアーは本当に最強ですから。
性能を引き出してくれたのですね。

ルアー操作においてまず大切なのは食わせる位置の設定かと思います。
シーバスが安定した体勢で攻撃できる位置を示す流れ、
流れを作るストラクチャーとの位置関係、
サラシがあればサラシの広がり具合、
そしてキャスティングの頻度、

それらが合成されながら焦点を結ぶマックスのタイミングの手前で、
風を読み、投げ、
見えないまま接近するルアーの挙動を感じ取り、
意識の中の三次元図をなぞります。

システムの弾頭をフィールドに照らし合わせた最高の線上に引いてこれるか?
がいちばん大切ですね。
その線は経験が教えてくれます。

流れにはじかれない限り、またディープ攻略でない限り泳層はそれほど関係しません。
彼らシーバスは垂直方向への広大な射程ゾーンをもっています。

最高のリトリーブは「アワセへの完璧な待ち」をも呼び込みます。
待ち通りの魚神に対してはヒットーっ!という雄叫びが自然に出てしまいますね。
私もよく言われますが「よく叫べるよねぇ?!」と(笑)

皆さんそうだと思いますが、あれって叫ぶことは狙ってませんよね。
緊張感の中で蓄積されたフッキングパワーが炸裂し声として漏れているだけですからね。
漠然と絵を描かないまま食らったアタリには素早いアワセ、十分ウェイトを乗せたアワセは送れません。
ケケチさんもそうかと思いますが、壱岐の漁ちゃん(大川漁志さん)もそうなのではないでしょうか?(笑)
古源さんはそんな時でも瞬時に抑えがはいり、「きましたよ〜」って優しくささやいてくれます。

そんな雄叫びが出るようなリトリーブこそが高いランディング率、つまり最高の戦闘開始へののろし返しになるわけですね。
良いアプローチではシーバスの方も万全の体勢でバイトを決断してきますからクラッチフッキングへの移行率も上がり、さらにランディング率があがります。

もちろんシーバスのバイトへの高揚感は変化していますからショートバイト(エラノック)というスレ掛かりになりやすいアタックが多くなるケースもあります。
フィーディングレベルはCVTのように無段階で変速していますからフッキングの状態もアングラーの対応を超えてしまうことが多くなります。
そんな中で発生したバラシと推念します。

ショートバイトはルアーアピールがオーバーしている場合やルアーにスレている、
つまりシーバスの食欲が抑えられているケースで多発します。
噛まずにエラ蓋でルアーを弾いて質感や生命反応を味見しているのですね。
また衝撃を与えて動きを止め、食べやすくする意味合いも兼ねているかもしれません。

シーバスに遭遇するという低い確率を超え、さらに出会えたときに彼らが高いフィーディングレベルにあるというきわめて幸運なケースにおいて多くの釣果が報告されているのですね、普通は。

アングラーは世界中に数多く存在し、通常ルアーは膨大にキャストされています。
ボーグルアーの投げられている数は少ないのです。
余談ですがその比率を考えてもみてください。
数万軒もある店頭のうちボーグルアーが置いてある店は4店です。
ネットアクセスも一日100アクセス程度なのです。
ファルコンが世界記録をとるという確率がいかに天文学的に少ないのかということです。
ボーグルアーはついているともいえますかね(笑)
そしていかにリピーターさんが多いということですか。
ありがとうございます。

ケケチさんたちは非常に長いアタック時間の中で見えないシーバスとまず出会い、
そして彼らの活性変化をしのいでフッキングさせ、
ランディングをゲットされているのですね。

さらに今回は新たに対応策を講じることができたとのこと。
そして今回のランディング成功ですね!
その対応策をぜひお聞きしたいですね!

画像でのフッキングは外側にクラッチしています。
私はゲイブトゥーゲイブ・フッキングと呼んでいますが、眼窩にテイルフックが入っています。
フックのゲイブ(反り返り、湾曲部)と
魚体のゲイブ(くぼみ)がクロスするようにクラッチフッキングがセットされた場合フッキングは「ほぼ」解けません。

と言いますのもへこみ同士がフトコロでつかみ合う上にクラッチ側のセカンドフックが外側からその位置に向かってバーブとして押えにはいるからです。
3本フックの通常ルアーも多重フッキングしますがそれは偶然のフッキングです。
ボーグルアーのクラッチフッキングは必然的にセットされます。
スレですがこのフッキングはパーフェクトなゲイブトゥーゲイブ・フッキングですね。

一般に人間の応答限界は0.1秒と言われますが、
攻撃への脳内ビジョンによって最高のフッキングに近づけて行けると思います。
ケケチさんがこれだけの連続ランディングを成し遂げられたのは
ルアーの位置とストリームを的確に感じ取ってきたからだと思います。

いつかケケチさんと釣行したいですね。
そんな機会が訪れることを楽しみにしています(o^-')b
細かい数値化は困難には違いありませんが、
1年半ノーブレイク・・・このおそらく破られない記録、
おめでとうございます!

ボーグ山本より



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