ボーグ・マン レポ 平成18年12月6日 夕刻
(ヒット時刻6時40分)
いつもお世話になります。
昨晩は電話でお騒がせ致しました。
どうしても獲りたいと通い続けた伊良湖も、自分のスケジュールや現地状況から見て、とうとう最終戦となる昨晩でした。
一昨日午後4時過ぎには現地へ着いたのですが、その時間でも既に先行者が居て自分が狙うポイントには入れませんでした。
最終戦は狙うポイントで悔いなく戦いたいと思い3時に現地に入ったのですが、自分以外にもキ○ガイは居るもので、何と同じアングラーがそのポイントにもう入っているではないですか!
苦笑いしながら彼に話しかけたら、地元豊橋から毎晩通っているがこんなに劇渋の年は無いと嘆いていました。
ポールポジション(丁度伊良湖岬の先端部になります)をまたまた取られてしまったので、其処の左に入ろうかそれとも右かと、昨日と同じ様に悩み最初は右に陣取りました。
左右の違いは、下潮の効き出しが左が早く右が遅い、従って粘るなら右、短期決戦なら左と言う所でしょうか。
今日は獲るまで粘り抜こうと思っていたので右に入ったのですが、満潮が昨日よりも遅い完全に暗くなる5時半頃なら、時合の早い左の方が有利だろうと考え直し、意を決して左(昨日も左でしたが更に左)へ移動する事にしました。
下げ潮が効き出し始めた6時頃、ポールポジションの彼に1本着ました。
羨ましげに取り込みを横目で見てましたが大物では無いようです(後で聞いたら60クラス)、良し!
絶対自分も獲ってやると更に意欲を掻き立てファルコンを打ち込みました。
しかし、スズキからのコンタクトは中々得られません・・・
ファルコンSBをSky-pass/RHパールから、MG-TI/イエローキャンディー・グローに替えて投入した1投目、かなりファルコンが岸まで寄ってきた時、ガツンと待ちに待ったヒット!です。
大分手前でのヒットでしたので割と簡単に、抵抗もなく寄せる事ができたので余りデカクは無いなと思いました。
寄せてアミ入れしようとした所、波にもまれ岩と岩の隙間に入ってしまいラインが擦れそうになりキモを冷やしましたが、落ち着いてロッドで少し沖に誘導し、次の寄せ波で無事ネットインさせる事が出来ました。
ネットを岩上に置いて見ると、下唇内部と下顎に綺麗にクリンチフッキングしてましたが、バタバタ暴れているうちに自動で外れてしまいました。
急いでスズキをオーシャングリップで挟み、岩場後部の通路まで上って検量しカメラに収めましたが、慌てて通路まで駆け上がったので肝心のヒットルアーをネットの所に忘れてきてしまい獲物と一緒に撮ることが出来ませんでした。(スミマセン)
簡単に寄って来たので、デカク無いと思いましたが、検量の結果は76cm、3.6kgまあまあのサイズでした。
欲を言えば後4cmあればなぁ・・・ですが、最終戦でプレゼントしてくれた伊良湖に感謝です。
取り込みも検量撮影も割とスムーズに出来たので、リリースしたスズキも元気良く沖へ帰って行きました。
柴山 益行
凛さん 様
先日は伊豆遠征お疲れ様でした!
携帯が鳴ったとき即「凛さんゲットー!」っと思いました。
そしたら荒い息なのに凛とした声で凛さんが「釣れました」と!
私もうわずってしまい、つい「い、いつですか?」などと噛みながら確かめてしまいましたら「今です!」とやっぱりの答えが返ってきましたね。
その後サイズは何センチでした?とか写真は撮れました?とか・・・そんな短いやり取りがやたら嬉しかった山本です!
ついに釣りましたね!
お一人のプランで、迷いを抜けてのジャッジ&ラン!
BFT木村さんがボーグ初サクラマスを掛けてくれたときの早朝の現地速報以来、全国のボーグ・マンさんから何通の速報を頂いてきたことでしょう。
釣れていないときの一発に向かう重責を帯び、乗るか反るかのランディングに賭して頂ける光栄。
そしてクラッチフッキングのスリルを共感していただける光栄。
ありがたいものです。
そして凛さんとのツァーからも山本多くのエネルギーをもらっています。
ファルコンの実稼動面では岩やテトラの間に吸い込まれたときもファルコンはボディーが離脱しているので引き出せることが多いのですね。
先日の伊豆で、凛さんの前で掛かった平鱸も一度岩の下に入ったのが様子でお分かり頂けたと思いますが引き出せましたね。
(ビデオに収録しているので別のシーンなどと一緒にDVDにしてみますね。)
フィールドには非常に多くのブレイクの罠が潜んでいますからボーグでも100%取り込むことは不可能ですが最善を尽くすことが次につながります。
今回は特に難しい磯でのネット取り込みに成功されました。大きな前進ですね。
平のシーズンも始まったばかりです。年内はお忙しそうですがまた伊良湖の現場に戻られるのではありませんか?
ブログコメントにもありましたがサイズよりもプランが当たることには大きな意義がありますね。
その自ら実証なされた経験が大型と出会えるだけのスケールある釣力を心の筋肉として養ってくれるからと思います。
危険を回避しながら頑張ってください。
釣り暦を超えて、我々後進にとって、凛さんはエネルギーを放ってくれる太陽のような存在です。
今後ともよろしくお願いいたします。
ボーグ山本より
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