Reported by 高橋 健さん
2003年10月2日 早朝
山本さん、おはようございます!
今朝の報告です。
9月は正しくバラシ癖の月。(笑)
中秋の名月の晩からバラシまくり。
先月エントリーしてから一本も獲れてないんです。
ユニットが離脱したボディーが空しく上がってくるだけで9月が終わってしまいました。
クリンチ以前の問題で数秒でファイト終了!(爆)
自信喪失しかけての10月突入。
現地に到着すると予報に反して真南の風の突風。
これじゃSKYPASSでさえ押し戻されてしまう。
これだけ荒れてれば漁港内に魚が入ってることが推測できましたが、
それでも磯に立ちたくてサーフ脇のワンドを岸に向けてキャストすることとしました。
ここは未知のポイント。野生の感でポイント選択!
というか風向きでここしか投げられませんでした。(笑)
キャストすること10投くらいでしょうか、
ゴンッとアタリ!?竿がしなったまま動かない!
根掛かり?突然走り出した!違う!魚だ!と思った瞬間にエラ洗い。
フックアウト!
9月の癖がまだ引きずってる〜。(涙)
ボディーも離脱しておらず、合わせが甘かった。
潮止まり寸前のできごと。
いったん、車に戻り仮眠をとり潮が動くのを待つことに。
上げに入り1時間くらいからキャスト開始。
Ironチャートバックをサーフの岸にめがけてフルキャスト!
ファーストリトリーブしてくるガツンッ!ときました、2度目のアタリ。
ホントに祈るような気持ちでランディング!
ん!
何か平べったい。(笑)
実寸で67センチ、2.1キロありました。
狙ってもこのサイズのはなかなか出ませんよね。
これでスランプ脱出!したいなぁ〜。(笑)
新機種近づいたみたいですね。
楽しみです!
うーん見事なマゴチですね!
しかし高橋さん、何本か大切なターゲットばらしてしまわれたようで残念です。
バラシがあるとますます慎重になってしまいがちですよね。
トランプで黒いカードを連続10枚引いてしまうこともありますからフッキングは運だともいえますが、操作上のポイントはありますね。
高橋さんが言われる通りアワセが弱くなるのが一番大きな原因と思います。
ボーグシステムはランディング率をアップしていることを示す数字を叩き出していますが100%ではないのです。
ちなみにオーナーのホームである西伊豆で1999年11月〜2000年5月の平鱸シーズンでの統計は93フックアップ中74尾ランディングを統計しています。
(この場合のフックアップとはアタリ後3秒以上の引き合いに持ち込んだヒットです。
また、アワセ直後のエラ洗いによるブレイクもヒットとして数える予定でしたがエラ洗いブレイクはシーズンを通して視認できませんでした)
この数字は全てファルコンプロトタイプによる磯での取り込みにおけるものです。
静かな河口域や港湾部であればもっと高い数字が出ていたと考えて差し支えないでしょう。
このランディング率がリスクの大きなルアーメーカー立ち上げへの動機となりました。
話がそれましたがランディングの基本姿勢はやはり攻めにあると考えます。
針先を魚体に十分に沈めるにはかなり強いアワセが必要です。
ボーグシステムはフッキングが不十分でもクリンチフッキングからランディングに持ち込めるケースが多いですがやはり十分な効果を発揮させるためには通常ルアーと同じようにアワセがキモになります。
しかし大きなマゴチですね!
その他の部門にエントリーさせて頂きました。
まずは釣行お疲れ様でした!
そろそろ平鱸のシーズンですね!
新機種間に合わせますよ!
もう少しお時間ください。