2004年2月8日 ショアーヒラマサ82cm4.6?ヒット!

アングラー  長崎県 荒木友一さん

8日、BFT宇土さんに誘われ磯ヒラに行くことになりました。
当日、宇土さんが急用の為、来れなくなり宇土さん抜きでの釣行となりました。

当日は前日の風が止みうねりが残っているというとても釣りやすい条件でした。
午前6時半ポイントへ到着。
ヒットしたのは8時半ぐらいだった。


沖の瀬で良いサラシが出来ており、ファルコンSC(スローコンタクト)/Iron、イワシカラーをセットし風に乗せサラシの中にドンピシャで着水、糸ふけを巻き取りファルコンが水をつかんだ瞬間、ガツン!というアタリが手に伝わってきた。
「来たー」と叫ぶと同時にアワセを一発入れた瞬間、ガツガツガツと突っ込み出した。
「なんだ!!ヒラスズキってこんなに引くのか?」
想像をはるかに超える引きだ。

ロッドを立て突っ込みに幾度となく耐えるが寄ってくる感じではない。
いつもならこの辺でTALL師匠が掛け付け、アドバイスを送ってくれるのだが、離れていたために、誰も私のヒットに気付いていない。

数分が経過し沖の方で青い魚体が見え「青物だー」また突っ込んでゆく。
手前に寄ってからの突っ込みも凄かった。
リーダーの擦れるのが見える。
必死にロッドをコントロールし考えていたランディングポイントまで誘導する。

寄せ波に合わせてずり上げようとするが4度ほど失敗の後やっとリーダーを掴める高さに引き上げリーダーを掴み上げようとした瞬間40ポンドリーダーが切断。
岩の間に沈んでゆく。
「あ゛ー」と思いすぐに飛び込んだ。
瞬間、波で魚を見失ってしまった。
「ヤバイ」と思ったがすぐに魚を発見!
一気に抱き付きランディング。


ランディング後まず目に入ったのはファルコンがクリンチフッキングした口だった。


リアフックは口の中へフロントフックはそれをサポートするように外側へ、完璧な逆クリンチフッキングだ。
SMAブリッチがフックへの負担、ねじれに弱いスナップへの負担を減しているように感じた。


これを見た瞬間この一本は宇土さんとの出会い、ファルコンとの出会いがなければ捕ることは出来なかったと感じた。

タックル
ロッド サーフスターSGP126M
リール ツインパワー5000PG
ライン ナイロン14LB、リーダーフロロ40LB

荒木さん、初めましてオプセル山本です。
小型の青物はBFT櫻井さんがたびたび釣ってくださっていたのですがグッドサイズのヒラマサをヒットし、またその激闘を物にされたのは荒木さんが初です!
おめでとうございます!
磯でのヒラマサランディングはとても価値があると思います。
そしてなんと飛び込みましたね!
徳光修行僧をはじめかくいう私も、(もちろん生還できる読みがあってのものですが)飛び込みはありましたね。
冷静な判断が要されるアクションです。
凄まじい取り込みですから安易に真似されないようビジターの皆様には取り込み用具は常に携帯してくださるようお願い致します。
40ポンドリーダーはヒラスズキとの引き合いでは滅多に切れませんが抜き上げ時に切れる場合が多々ありますね。
キャスティングによるガイド内でのつなぎ目の疲労も大きな問題となります。
ラインシステムはよくぞ足元まで切れずに持ってくれました!
宇土さんが急遽来れなくなった事も幸運につながったのですかね?(爆)
すみません宇土さん、ヨッシーさんの80cm平鱸といい宇土さんは招きの神様かもしれません!
出会い万歳!ですね!
凄い釣行記でした。
もう一人の荒木さん(TALLさん)にもよろしくお伝えください。