2006年12月17日 BFTレポ

山本様、今晩は!

久々に(ほ〜〜〜んとうに久々ですよね)釣果がありましたので報告します!

昨夜21時から今朝8時まで、我がチームの12月度例会でした。

まずエントリーしたのは、最近サヨリが大量に入ってきて夜な夜なシーバスがボイルしている(メンバーからの情報)某ポイント。

確かにサヨリは居ました!が、肝心のシーバスは全く生命反応無し!

仕方なく、本命のポイントへ移動を決意!




早朝4時半に鳴門の某ゴロタ浜へ・・・

このポイントは、今の時期・・・北西風がかなり強いのだが、シーバスのベストシーズンを迎える時でもあり期待大なのです。
(現に、メンバーは毎週釣果を伸ばしています)


産卵前のぼってり肥えたシーバスもいれば、卵をはたいた個体もいる。

今日も、斜め前からの北西風を受けながら(かなり波も高し!)のキャストとなる。

エントリーした4時半の潮位はかなり低く・・・海面から岩(小磯)があちこちに出ている。

まずは、ファルコン128LB/Iron SSをキャストするも・・手前の根で引っ掛かる事が・・・

大切なファルコンをロストする訳にはいかない!(メンバー二人はそれぞれルアーを2個ロスト)

そこで、本日の為に準備していた・・・ファルコン128ペンシル(レッドヘッド・マットホワイト)を投入!

その数投目・・・このポイント独特のアタリ【モワ〜〜〜ッ】とした感触!

きた〜〜〜〜!

瞬時に合わせを入れ・・・暫くのやりとりを楽しむ。


寄せ波に合わせて、一気に勝負!



まだ、産卵前の腹ボテのシーバスちゃん73cmでした。



本日は、波も高く・・・ペンシルの威力が充分に発揮出来なかったのですが久々のシーバスに満足!

年内一杯は、ランカー混じりでそこそこに釣れるのだが・・・ヒラも気になるし、まだまだ忘年会&仕事が忙しく釣行時間が充分に取れるかどうか・・・

限られた時間ではありますが出来るだけ素敵な出会いを求めて頑張らねば・・・

                           BFT徳島   山田 実






山田  実 さま

実さん、いつもお世話になっております、
程よくウォームなコンテンツも含まれたブログ、いつも楽しく拝見させて頂いています。
酒も強い海猿さんはそれゆえいっぱい飲んでしまい時合いを逃したりして大変ですね!
私はまるで飲めないので釣りには向いてます(笑)

しかしそれでも飲んでも眠くても西風吹きすさぶポイントに立つ精神力は素敵です!
そして今回は見事ランしてくれました。
それもファルコンペンシルポッパー、

これはファルコンのLB/Ironのウェイトをテイルエンドに固定しリップカットコーティングしたものですがドッグウォークもややぎこちないながらもこなす遊動ポッパーなのです。
今年の夏に私はこれの木村スペシャルで食い渋っていたメーターシイラをランしています。

フッキングは見事なクラッチフッキングですね。
しかしフロントフックは刺さりにくい位置にありますね。

ボーグではスライディングフックユニットの上でテイルフックが既に乗っているフロントフックを目掛けて高速で閉じるため高い確率でクラッチフッキングがセットされます。
(約90%の確率でクラッチがセットされます。この数値はランディング後に観測されるため統計できるのです。1999年のシーズン記録です。)

テイルフックだけを噛んだ場合でも引き合いの過程でやはりクラッチフッキングがセットされます(逆クラッチフッキング)。

下の二つの画像例のように口の中ほどの、「特に上あご」に掛かった場合、ターポンほどではなくても硬いですからゲイブまでフックは刺さりにくいのです。
そして刺さりやすい口角に掛かれば獲れることが多いのですが中ほどに掛かるケースの方が多いと考えるのが自然です。
といいますか、中ほどに掛かったものがハズレながら口角に再セットされることもかなりあるでしょう。
この刺さりにくい位置に一本だけで掛かったフックはクラッチフッキングに移行しない限り高い確率でエラ洗いブレイクを受けてしまいます。
ボーグのランディング率が高い理由はこの位置に掛かったヒットを取りこぼさないからなのです。

下の画像は今朝、私が掛けた平鱸(3.4キロ、サヨリアルYJ SB/Iron)ですが海猿さんのフッキング(その下の画像)とそっくりです。


これら二つのフッキングでは、共にフロントフックは殆ど刺さっていないです。
しかし適度なテンションを切らさないことにより激しいエラ洗いにも負けずボーグは非常に高いキープ力を発揮しますね。

私はアワセは早いほどいいと考えますがこの位置ではいくらアワセを強く入れても針が伸びる危険が増すだけでゲイブには届きません。
一度素早くアワセたら糸をとにかく張っておくだけでもいいですから少しでもいいのでテンションを与えておくことです。
ボーグでのランディングで大切なことですね。
前後フックの挟み力、つまりクラッチが生きていれば非常に外れにくいのです。

海猿さんが長くボーグを使用して下さっているのもそれが理由だと思います。

新鮮なペンシルポッパーでのヒットおめでとうございます!

常連さんの女性軍の皆さんも素敵!ですしブログたのしみにしてますョ(^-^)。



ボーグ山本より


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