BFTレポ 2007年10月16日 山田拓 選手 (仙台)
山本さま
お疲れ様です。山田です。久方ぶりのシーバスでした。
余り大きくないのですが・・・
この場所は毎年キューマルが出る場所(この話にはオチがあります、笑)
何度かいいといわれる時合を攻めましたが、バイトはあるものの釣果に恵まれずにシーズン終盤となってしまいました。
しかし5mおきに釣り人が並び、ちょっと嫌気もさしていたので、趣向を変えて良いといわれる時合、ポイントを外してみました。
その付近で、わざと少しずらした場所に何度も通ってみました。
遂にやっと自分なりの場所と回遊タイミングを見つけての釣行でした。
むろんまわりには誰もおらず、気持ちよくディープクルーザーを流していました。
そろそろかな?と時計に目をやった時、対岸超浅瀬で捕食音。
慌ててオスプレイスカイパスに結びなおします。捕食音が続かない。
もう終わりか?今日は1匹だけか?
かなり遠くで捕食音。
スカイパスを遠投。
狙いをつけていた対岸の駆け上がり付近に打ち込む。
・・・コッとかすかなバイト?
そのまま激しくショートジャーク。
3回目のジャークで ドン!と重量が乗りました。
96のロッドがバットからひん曲がり、一気に10m以上走りました。
「・・・ヤヴァイ・・・ツイニキューマル・・・キタカー?!」
その後も即走り出し、きつめの設定したSW5000のドラグを派手に引きずり出して行きました。
これはシーバス人生でも最大クラスの重量感だ。
流れに乗って下流へ下流へと走っていきます。一向に止まる気配が無いのでだんだんと不安になってきました。
胃に痛みが・・・(笑
1分以上出される一方でしたが、遂に止まりました。
引いてもビクともしません。
はるか下流に見える浮き球のロープにでもひっかかってしまったのでしょうか。
泣きが入りそうになりました。
(この辺で、懸命なかたはお気づきかと・・・)
テンションを少し緩めて持久戦に入りました。
友人にファイト中だ〜とTELを入れて見たりしました・・・
電話中に魚が泳ぎだした感触があり、即通話をブッちぎってリールをまくと、イヤイヤしながらも寄って来る感触に変わりました。
超重い・・・。
コレは超ランカーだ!ん?それにしても重過ぎない?
それにしても・・・そういえばエラアライしないよこの魚・・・。
もしかして・・・鯉とか?!いや・・・近づくにつれていやな予感が。
・・・というよりランが素晴らしすぎてすっかり興奮していたが・・・冷静になって見ると超ランカーというより超ヘンです・・・。
流れの中を逆らいながら、急に抵抗をやめた(泣)かなりの重量物と思しきヤツをやっとこさ近くまで引き寄せました。
ライトをつけると。
お!シーバスですよ!でも・・・ちょっと寸法が???
スレ(核爆)
しかも背びれ・・・こりゃー引くは・・・・流れに乗って重いわけだわ・・・。
お付き合いありがとうございました・・・・。
せいぜい65センチでした・・・・。でも胃が痛くなるくらい楽しかったです・・・途中まで・・・。
山田拓さん 釣果ダイレクト・リンク(一部です)
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