BFTレポート 2007年 12月23日

カンタさん,お世話になっています。 (写真の撮影データが24日になっていました。釣行日は,23日です。)


12月23日早朝

長い道のりでした。得意なはずの晩秋のシーバス。
10月中旬,クロダイからシーバスへシフトしたのですが,なかなかゲットできずにいました。
原因はいろいろとあるのですが,一番は釣りに対しての熱意不足でした。

昨年なら,どんな雨の日でも,シーバスに会うために出かけました。
今年は,「雨だから・・・。」
「仕事がつまっているから・・・。」
と自分の都合のよい解釈をし,釣りから遠ざかっていました。

釣行回数は昨年の3分の1・・・。
しかし,絶好の日に釣りに出かけてもボーズを食らった日も何日かありました。
自分の中で歯車がかみ合っていない気がしました。

そんな時,みなさんがic-colorで爆釣をしているのを拝見し,今まで頭に描いていたカラーが現実なものになりました。

その名は,「ハタハラン」。

12月下旬〜1月,ハタハタパターンによる大型シーバスが釣られるのを何回か目の当たりにしてきました。
使うミノーはハタハタに似ている大型ミノー。
抱卵しているハタハタをミノーでリアルに実現できないものか・・・。

そこで,ハタハタをベイトとするシーバスに波乱(ハラン)を起させるように腹に腹卵(ハラン)をイメージした「ハタハラン」をカンタさんにお願いしました。
アイにはレーザーアイ,もちろん腹卵の部分は内側からオレンジグローで固定剤に着色。
見た感じなまめかしく,これはいけると久しぶりに実感したカラーでした。




12月中旬に完成し,ハタハタパターンの前に試釣に出かけました。
場所は昨年,オールナイト系のホログラムで爆釣を体験した場所。
今年も何回か釣りをしていますが,人気スポットのためかショートバイトであったり,ノーバイトであったりと今年不調のポイント。

前半,メバル釣りを楽しみ,そろそろということでファルコン・SBアイアンソリッド・ハタハランをストラクチャー脇にキャスト。
スローリトリーブを数回繰り返すと何か重み・・・。
「ゴミか・・。」と思った瞬間,生命反応。

釣れるとは半分思っていなかったので,
まして久しぶりのシーバスでしたので焦りました。
ストラクチャーにまかれないように強引に引き寄せ,手元でテンションを緩めないように気をつけながらネットイン。

(実は,オフショアの時もオウル64でイナダをバラしたのもこれが原因。
ボーグだとついクリンチということで油断してしまいます。
刺さらない位置ではフックオンが浅く,角度落下の原理で前後フックが挟んでいるだけの場合も多いので。・・・反省。)

久しぶりのシーバス(65pくらい)に思わずガッツポーズ。

確かにランカーが釣れるのはとってもうれしい。
でも,1匹の魚に出逢えた喜びを,僕に再び思い出させてくれた「ハタハラン」に感謝しています。
ありがとうございました。

写真撮影の時,口をよく見ると釣られた形跡がありました。
やはり人気スポットだけあります。
スレている時に,ホログラム系に反応がない時に,ic-colorはいける気がしました。
本来ならば,11月で終了としているシーバス釣り。
今年はまだまだ粘ります。

今月下旬,「ハタハラン」をひっさげ,昼間のサーフへ向いたいと思います。



追伸
今年中にもう一度レポできればいいのですができないかもしれないので・・・苦笑。

来年は,「ハラン」シリーズ,第2段「ワカハラン」(ワカサギの抱卵)でダム湖のイワナやスモールマウスバス,
第3段「アユハラン」(落ち鮎)で秋のシーバスを狙います。

僕の好きな釣りスタイル,ミニボートをもっと大活躍させたいと思っています。

トレーラーだと面倒でなかなか出船できずにいたので,2馬力エンジン+ゴムボー+エレキ+魚探スタイルです。
オカッパリとは違う楽しさをレポできればと思っています。

来年もよろしくお願いします。


山田純一



山純さん

釣行お疲れ様です、
非常に寒いと思われる貴地、早朝のシーバスランおめでとうございます。
久々のレポですね(*^-^)b
山本嬉しいです!
それにしても精神を萎えさせるような寒さは肉体も弱くさせますね。




ボーグによってランディング率は高まります。
それは主に刺さりにくい位置に乗ったフックをクラッチフッキングによって掴み取れる性能によって取りこぼしが減ることによるものです。
ボーグについ安心され、テンションが不用意に緩んでクラッチが解けてしまうことがあります。

先ほど事務所を訪ねてくれた地元のボーグ・マン大石英晴さんと話したところですが「取り込みは全力でやるべきだ」という結論でした。
山純さんが言われている通りと思います。

シーバスは必死に逃げようとしています。
文字通り。必死に。
生涯最高の瞬発力、高周波のエラ洗い、根への針路変更など命を掛けた感覚と動きで逃れようとしているのです。
針は外れるのではなく「外されている」のです。
ですから方策なく漫然と対応すればボーグと言えども外されてしまうのです。

野生を侮ってはならないですね。
例えば野猿一匹ですら女性はもちろん男性でも簡単には太刀打ちできません。
私は中学のころ山中で何度か野猿に遭遇してますがなめさせるとかなり強い(危険)です。

彼ら野生生物の先手を打ち、退路を塞ぎ、取り込みを成功させるには常に先を読み主導権を握って行かねばならないのは当然です。
(私が卓球を続けているのもその緊張感がボーグフィッシングに通じているからです。)
自分の肉体と判断の最高を発揮して戦う。
それによってボーグの性能をさらに引き出してゆけると言えます。

私はターゲットがエラ洗いをしているときに高速で引き寄せます。
エラ洗いの時はピンチでもありますが逆に尻尾が空気を孕み水を十分に掴んでいないので魚体を水面に引き出したまま滑らせることができます。
険しい根の群れを越え、寄せられる場合があります。
しかし根にスタックしたら対応は一変します。
根にスタックしたら強く引かずしかしラインが根を二重以上にまたがない様に緩めすぎず根から脱出させるための操作をします。
常にラインが滑っているように一点で止まらないようにしてストレスを分散させ切断を防ぎます。
時にベイルを開いてラインを放出することもあります。
一方で常に優位になれる立ち位置を探し、ロッドワークにのみ頼らずすばやく移動します。
やや重いですがロッドは長いに越したことはないということも分かりますね。

閑話休題
山純さんのハタハランは作るのが非常に大変ですョ(笑)。
工員さん泣かせのカラーなのですよ(o^-')b
でもフィールドで一生懸命泳がせてくださるボーグ・マンの皆さんのためですから、作らせて頂きます。
山本が釣りに行けなくなるように皆さんオーダーたくさんください!m(_ _)m
パソコン苦手な近所のおじさんのリクエストなんかありましたら代筆でオーダーくださいネ。
しかし山純さんの再起動が励みになってまた釣りに熱が入りそうな山本です。
来年もよろしくお願いします!
って年内レポも有り得ますかね・・・?


ボーグ山本より



ルアーパラダイス新潟 http://www3.ocn.ne.jp/~yamajun/


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