新潟ランカーラッシュの仕掛け人、新境地でメーターラン!

山田純一 

ルアーパラダイス新潟 代表 (ボーグ・フィールド・テスター)

上半期の最大魚等、印象的な取り込みのレポ

(1)サクラ62p編

橋から川の様子を観察,

シャロー部分が広がり,留まるような場所がなかなか見つからなかった。

光グラスでよく水中を見ると,動く影が3つ。

魚が上流に向かって泳いでいた。50pくらいの魚。多分サクラだ。

岸から魚の影近くにボーグ・オスプレイ・ジャック(来光)をキャスト,シェーキングをするとその中の1匹が飛びかかってきた。

まるで雷魚のアタックのようにバゴンっと。
流れがあり,かなり手強かったですが,ダブルクラッチなので大丈夫。

ラインブレイクだけ気を付けてランディング!

これぞサクラマスというような体高のある魚だった。
62p。地元の方が言うには,この川では最大級らしい。

今年で4匹目のサクラマスだった。

(2)雪シロイワナ51p編

釣り場に着くと,濁りが入り,かなりいい感じ。
流れが巻いているところを集中的にキャスト。

かなりの雪シロのため軽いルアーは浮き上がり,底をトレースできない。
ここはとにかく底。

底にボーグ・オスプレイ・ジャック(来光)をコンタクト。
大岩にルアーが当たるように引く。

 ヨレと大岩のピンにルアーが横切ったところでガツンときた。
43p。もう一つの大岩を狙う。グーンとロッドが重くなった。

やばいっ,根がかりか!…と思いきや,動き出した。
近くには寄ったが,そこから体をひねるひねる!

ラインが岩魚の体に巻かれ,危機一髪。
しかし,フックを見るとフロントフックが口,セカンドフックが下アゴにかかっている。

後はラインブレイクを防ぐだけ。
8ポンド巻いたがちょっと心配。岩の中に潜られないくらいのドラグ調整でネットイン。

釣れたのは,51pの下あごでっぱりの雄岩魚だった。

(3)ショアワラサ60p編

まずは,ベビーメタルジグで様子を伺う。
居れば,後からモゾモゾと水面を盛り上げて追ってくる。

ただ,ここで食わせるとイナダのオンパレード。
何回かキャストして,活性を上げる。

そして,ヘビーシンキングミノーやジグミノーに代えて食わせる。

おすすめは,ボーグ・スーパースカイパス・セブン。
だれでも,水面を割らないちょうどよい深さでリトリーブできる。

スピードが大切だが,水面を割るようだとイナダやサワラの餌食。
水面を割らないスピード且つUターンしない程度のスピードが大切。

 セブンを投入して数投,水柱を上げてフックオン!

後は引きに耐えるのみ。

ドラグ調整必須。

最後の突っ込みでテトラに入られないように気をつけないといけない。

しばらくして釣れたのは60pのワラサ。

魚の追いが見られるスリリングな釣りだ。

(4)尺メバ33p編

ルアーは,ボーグ・オスプレイ90・スカイパスの東港オールナイト。

フックをガード付のシングルに交換。アクションは,リフトアンドフォール。

今までもそうだったが,フォール時に糸ふけをできるだけとり,突然のアタリに備える。
 
潮周りもよくなった午前3時前後,フォールしたルアーにガツンとアタリ,瞬間に合わせてヒット。
底,底とひく引きに?

「ソイじゃないな〜,またカサゴかな」

と思いきや釣れたのは28pのメバル。


次はメバルを意識して,タナを注意深く探る。まずは底から。

底から少し上をリトリーブ。するとコンコンとアタリ。すると重くなった。
根がかり?

軽く合わせると生命感。

バシッ,バシッ,と追い合わせをする。


 これがメバルだったらかなりだな…。

網を使い,魚を見る。

やりぃーメバルだ。体高がかなりある。

鯛みたいだ。

この尺メバ。


(5)メーターシーバス100p編

 24日,人気集中の川を回避,ノーチェックの川を探索した。

数日前チェックしたポイントを打っていく。

ルアーはマッディーウォーター+夜に強いパールホワイト&チャートのボーグ・オスプレイ90・ジャック・REALだ。

流心にある目に見えるストラクチャーが今回のポイントだ。


ストラクチャーの際を横切った時に「ゴコン」とアタリ。
スイープなあわせでガッチリフッキング。

その瞬間,ストラクチャーに向かって突っ走る。
若干きつめだったドラグから「ジージー」とラインが出ていく。

「潜られる…」必死にこらえた瞬間,「パッ」と18LBのPEラインが切れた。

震える手でラインシステムを結び直して,再びキャスト。

すると,またアタリ。

今度もガッチリフッキング。

歩いて魚をストラクチャーが離し,落ち着いて取り込んだ。

釣れたのは83pのシーバス。

次のストラクチャーを求めて上流へ。
同じようなシチュエーションを探す。

見つけて再びキャスト。

ストラクチャーによって出来る流れのヨレを通す。

「ゴゴン」またアタリだ!

先ほどと同じようにストラクチャーから魚を離し,距離をとってからファイト。

「バフバフバフ」と豪快なエラ洗い。
釣れたのは85pのシーバスだった。

今日は,時間的にリミットだったので,明日に備えて帰宅。

この川のポテンシャルに驚いた数時間だった。



26日,今日はいつもメールをくれるTさんと釣行。

85pが釣れた場所からさらに上流に向かう。

上流に行くにつれて,杭などのバスが好むようなストラクチャーが増えてきた。

流心を普通に探ってもアタリが一つもなかったので,「バスでもいるかな」と何気なく投げたボーグ・オスプレイ90・リトルジョン・REAL。

一投から「ゴゴン」とヒット。

バスにしては引きが強い。

エラ洗いでシーバスと確認。

釣れてきたのは65pのシーバス。

杭1本についていた状況にかなり驚いた。


何もない流心では全くバイトがなかったので,杭などのストラクチャーを探すことにした。

次に見つけた杭でまたアタリ。

釣れたのは75pのシーバス。


そして,杭やアシが密集するポイントに到着。

少し明るさもあるのでボーグ・オスプレイ・リトルジョン・オールナイトをキャスト。

杭横を通すとアタリがあり,合わせた瞬間,ものすごい勢いでストラクチャーに潜られてしまった。

ランカーがいることを確認し,ボーグ・オスプレイ・ジャック・オールナイトに換えて再びキャスト。

なんとまたアタリ。

下流へ引っ張り,ストラクチャーから離す。

釣れてきたのは86pのシーバス。


もう居ないだろうと思いながら,時間的に最後の一投。

杭と杭の間を通した。

すると,杭と杭の間でアタリがあった。

潜られると100%諦めたが,魚のほうがストラクチャーから出てきてくれた。

(ラッキーだった。)

最初,引きは強くなかったが,大木がひっかかったようなかなりの重量感。

ゴミでも付いているのかと思いながら,ゆっくりとポンピング。

手前に来たところで魚体が見えた。

今まで見たことがない長さ,体高,頭の大きさ…。

一気に緊張が走る。

口にガッチリ,ダブルクラッチしていたので安心だが,ライン切れが心配だった。

周りはストラクチャーだらけである。

川沿いをあちらこちら歩き,ストラクチャーを回避する。

エラ洗いの音は半端じゃない。

5分ほどのやりとりでようやく頭が水面に出た。

Tさんが「ヤバイ,デカすぎますよ!」

60pの玉編みで大丈夫かなと心配だったが,無事ネットイン。

2人でしばし魚を見て唖然。

こんなデカイ魚が杭と杭の間についていたことが信じられなかった。

メジャーをあてると1bジャスト!。

Tさんと一緒に喜んだ。


今回は,衝撃的な釣りだった。

シーバスはこれほどストラクチャーに付く魚なのかと再確認した。

それに,かなり上流までのぼることも再確認できた。

また,毎日のように新潟でランカーを引き出してくれているボーグの威力も。

○ファルコン、オスプレイの印象

・確実な魚へのアピールを生む個性的なカラーリング,

確実なヒットを生む強リトリーブによるウォブリングアクションと弱リトリーブによるノーアクション,

確実に取り込むことができるダブルクラッチ。

この三つの確実性によりランカーを最短距離で仕留めることができる。


山田純一さま

いつもお世話になっています。

このマルチなフィールド釣行記が伝えてくれるもの・・・。

生々しい実証を先行させ、そこから逆算するように炙り出してみせるディープな暗示がフィールドへの期待感を一杯に高めてくれます。

システム先端から山純さんに結ばれ飛翔するボーグは幸せものですy(^ー^)y。

古源さんもジャンクションさんもボーグの本当の面白さを、みなあなたから感じ取ってくれました。

体調崩されたとのことですが、早期の復調念じてます!