三浦&房総 半島ブラザース伊豆遠征 2012 1'st

2012年2月19日


三浦ハンターさんと房総kenさんが伊豆ヒラ釣行にきてくれました。



オプセル工房にボーグマンhoriさん、ズコッチさん(kenさん兄さん)、
そしてBFT鈴木俊郎さんが集結してくれました。



元漁師さんのズコッチさん、往路に軽くメバル連発でお土産頂きました(^-^)v





しかし西の19日朝は波が弱い。しかしファルコンは波が薄くても魚がいれば掛かるのでキープキャスティング !




見上げればシャッター ! 遠くからでもパチリ !オプセル・カメラは撮ってますよー


振り向けばシャッター(笑)。



すでにカメラ対応済みのズコッチさん。



ヒラはどこだ・・



還暦越えがなんだ !まだまだ遠慮なく行きまっせ。ボーグマンhoriさんのナイスキャスティング。



あのちっさな岩でカンタさん一晩モロコ釣りしてたことあるんですか? !
「ええ。中坊のころ親父とです。でもあの頃より削られて若干小さくなってますね。」




早朝から2時間ほどトライしましたがアタリ無し。
さらに南下したポイントに移動。







情報発信センターはジャマイカ・カメラ



kenさんのサラシアタック
しかしここもまたノーヒット。
スポーニングの合間に行われる栄養補給にタイミングが合わなければこの時期の磯ヒラはやはり手ごわい。




スポーニング?フンフン。それは承知のボーグマン。
horiさんから頂いた白ワインでもう盛り上がってまいましたぁ゜



horiさん、ごちになりますm(_ _)m !


んまいっ ! ナイス突っ込みのkenさん(^-^)v  で内容はなんでしたっけ?
四人だけでもいけてます !プチ壱岐でーす。





ハンターさん、kenさんには工房にて店頭ショッピングして頂きました。

ありがとうございました。










2012年2月20日

この日も風は東、
波表になる伊豆半島東ゾーンにアタックをかけました。
この日はカメラウーマンジャマイカ工員も参加してくれました。


ズコッチさん、horiさんは仕事のため戦線離脱。この四名でのアタックです。



軽く素早いフットワークの房総kenさん。いい足してますよー



ハンターさんがいつの間にか撮ってくれてました(山本)
ヒットした場合簡単には足場を変えられないポイントではネットが断然有利。



ボーグ山本、ロングキャスティング





ロックショアの修行僧ハンターさん
本人だけが知っている瞑想の風景はなんだろう?



ハンターさんはBFT鈴木俊郎さんのカラーを最後まで投げていました。


修行僧ハンターさん。しかしかたぶつな坊主とは一味違う。ジョークも飛ばすしボーグも飛ばす !


おっーとボーグ山本ヒット ! ヤバそうなロックアングル。

一瞬で寄せ切れればラッキー。しかし実際にはターゲットは必ず左右に走ります。


これは・・右だ

2.5号PEライン。ラインはスリットの右角で大きく折れたまま引き出されている。
ここで強く引き合えば藤壺の餌食となり即切断だ。
ベイルを開け、サミング状態で魚のセンター誘導を図る。
岩や貝に接しているラインの位置を絶えず変えてゆけば切れにくくなる。
一点に固定したままテンションが掛かれば切れる。
そのイメージを感じながら魚の位置を読む。


よし !センターに開いた。
フルテンションで寄せる。


しかしスリットは狭い。
今度は左にずれた。


軽くテンションを当ててラインの当たっている位置を滑らせる。
切れない状態をキープしながら少しづつ寄せてゆく。
合間では猛烈な走りを見せるターゲット。
そこで送り出しが遅れたらアウト。
常に瞬間フリーにできるロッドの送り込みとサミングを混ぜながらランの最高速をしのぐ。
(瞬間ピーク速かなり速いです)



平鱸の超高速ラン開始  ビデオは毎秒30コマ

1/30コマ後

2/30コマ後

3/30コマ後

上記の4コマの連続画像は3Dフルハイビジョン動画からのスナップショット。
4コマが進む間の時間は3/30秒
目測ではあるが、ロッド先端の移動幅は1m以上あると思われる。

仮に移動幅1mとして秒速を考えてみると
→ 1秒÷3/30×1m≒10m

つまりこのターゲットはこのワンシーンを秒速10m程度で泳いだことになる。
時速に換算すれば60分×60秒×10m÷1000(km)≒36km

100mを10秒で走る短距離選手の最高速に近い速さで泳いでいたことになる。
特に最後の一コマは糸が開放されている上に間隔が広く時速40キロを超えていた可能性も伺える。

ナイロンなら意外と切れにくいと思うが硬いPEラインでは仮にラインが止まっていれば3キロ程度の個体でも衝撃で軽く切断されてしまうと思われる。
彼らがベイトを襲うときの予想を超えるスピードとそんなターゲットと渡り合うときのボーグマンの対応力のためにも現場の動画を見て頂く意義はあるだろう。

機会があれば、また諸々の問題が無ければだが、
この動画に収められている一瞬のスピードを見て頂きたく思っている。



よし、またセンターに来た !
システムは根を離れた。ターゲットはダイレクトなライン上にいる。
フル・ポンピングと高速巻取りでスクランブル域を通過させる。


取り込めるゾーンに入った。
ボーグマンに最高のスピードとロッドワーク、安定した足回りが要される局面。


荒れたスリット内でラインテンションが落ちれば魚体はあっという間に岩間にスタックしてバレる。
魚体からボディーが突出している通常ルアーでは岩の間を通過できないケースも多い



最高の運動能力で向き合う。






魚を沈めないように注意。


後ろにさがれないときにはロッドの中ほどを持っても良い。ただしコースをなぞるだけ。
強いリフトは出来ない。



ほぼラン成功している状況。
しかし魚を確保するまで「やった !」などとと思わないこと。
グリップに掴んでも落とすことはかなりある。



yui
こういうときに絶対に転倒しないバランス。




おおっ !kenさん !
kenさんがサポートに駆けつけてくれました。
いつも一人で取り込む山本ですが仲間の存在は嬉しいものです。






兄さんと共に元漁師のkenさん。プロの手際です。







kenさんありがとう !


確保。
kenさんありがとうございます。




コンパクトなフッキング。
厳しい取り込みになることの多い磯平鱸ではこの「小さく張り付き、前後から挟む」針掛かりは力強いビハインドになります。
通常ルアーではこのフックに堅いスティックが付き突出します。砂サーフならともかくロックショアにおけるルアーボディーは異物でしかありません。




70cm3.48キロ平鱸。完全バイト逆クラッチフッキングによるラン。






そしてミラクルが・・・

2011年10月21日にこのポイントでロストされた慶太さんのスネーク・スタビライザーを発見。
ロスト位置から200mほど離れた岩の間に打ち上げられていました。


渋いこの時期に一尾に恵まれました。
全員の一尾です。
今度はハンターさん、kenさんもゲットしてください。




ファルコン128 SB/Sky-pass HD_special アルミ & がまかつSP_MH#2フック(標準装備)


ハンターさん、kenさん
そして集ってくださったボーグマン、BFTの皆さん
ありがとうございます。
また良い釣りをしてゆきましょう。

予測不能な未来はとてもエキサイティングです。


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