BFTレポート  加地武郎さん (徳島)

2006_12_4
 
お疲れ様です!
 
今朝、久し振りに魚が釣れました
3時半に起床し車に乗り込み一路鳴門の海へ!

4時半ごろ到着し海岸へ出てみると予想とはうらはらに10M以上の強風が吹いていました

気温も5度と今年一番?の冷え込みでしたが
水温が下がってくれないことには状況も好転しないので迷惑ながらありがたい北西風です・・・。

今日の潮流MAXは4時半と
条件はバッチリですがベイトの気配がありませんが、とりあえずMGファルコンSB/Ironのチャートカラーをセレクト。

目だったストラクチャーもないので
流れの強弱だけを目処にキャストしていると流れにドリフトさせながら弧を描いたファルコンに押さえ込むような明確なアタリ!

久し振りのヒットだけにスイープにあわせてしまう・・・。

さほど大きくはない50cm前後。


ルアーに対して真横からアタックしたのか口の中でフックユニットが横一文字に咥えられていた








その後しばらくアタリなく30分ほどして夜が明け始めた頃に2度目のアタリ!

今度はゴンッ!と持っていった!

ロッドを反射的に煽るがほぼ向こうアワセ状態。

直後に派手なエラ洗いを見せドラグを鳴らしガンガン持って行くが
このような派手なアクションのヒットって過去にほとんどバラシがない。

今回も絶対バレない!てな自信があり
ファイトを思う存分楽しむことができた

波にのせてズリ上げランディング。

67cmでなかなかコンディションも良くグッドプロポーション!

コイツも横向きにフックユニットが口に入っていた。

この魚を最後に今日はロッドをたたんだ。


この日はMGファルコンを通して使ってみたがもちろん飛距離は問題ないし、シャープな泳ぎにも磨きが掛かっているようだ。

強風時のキャストだったが低い弾道で8割程度の
キャストで回転トラブルもなくストレスなく釣ることができた。

何事も8分目がキモですかね・・・?(^_^;)


加地さん

釣行お疲れ様です、

8分目がキモですか!
これ深いロジックかもです。
2分の余裕を残した上でやるといい感じになりすよね。
スケジュールも然り、キャスティングも然り、ランディングも2分の気持ちの余裕を残しながら向かうといいアイデアが浮かびそう。
いいアイデアが浮かべば全力を投入することもできますがそのときもなお2分の余裕が持てそうでグー!ですね。

今回のフッキングは左右からのクラッチです。
これは鳴門ならではのものかもしれません。

激流の中ではシーバス側も速度を高回転で維持しながらベイトを撃墜しなければならないでしょう。
その場合潮流のやってくる方向に頭を揃えているベイトに対しては後ろから泳力の差で距離を詰め吸い込むことができるでしょう。
しかし流れを横切ってゆくボーグを撃つには真後ろを追跡することは困難かもしれません。
というのも速い潮流を横切るものを斜めに追跡するためにはいつもとぱ違う追跡プログラムを起動する必要があり、かつバランスを崩さずにさらに高速でチェイスするには大きなパワーが必要になると考えられるからですね。
そんな激しい追跡では照準も定めにくいでしょう。
すると一番見えやすく捉えやすい側面への噛み付きバイトが一番確率が高いかもしれません。
それにより左右のサンドイッチクラッチが連発したと考えられます。
真偽のほどは鱸君に聞いてみないと分からないんですが・・・。


マグネット機をリリースした目的はキャスティング感を高めたいという事もさることながら鳴門のようなボディーを水流に揉まれやすい条件下でシーバスからの照準を合わせやすくするためのものでした。
今回の2発のフッキングが左右クラッチに揃っていたことはそれへの有効性を暗示してくれます。
また、加地さんが言われるように遊動ルアーはエラ洗いにも非常に強いです。
このクラッチフッキングで明らかなようにボーグによる安定した取り込みはプランの臨機応変な切り替えや決断を余裕でサポートしてくれます。
2分の余裕、その余裕を含むオペレーションが数少ないヒットをより良い釣果に結びつけてゆけると考えられます。
加地さんの「8分目コンセプト」はやはりキモかもしれません。

ボーグ山本より

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