318日、19日 志波洲庵OSD2006第一戦

前半のチーム戦では60p前半のシーバスを数匹チームで上げていたものの、個人戦一桁台に絡む、満足するシーバスをキャツチ出来ずにいたまま後半戦のチーム戦に(後半2時間)突入!

後半戦は大阪湾内河川でウエーディングし干潮前後の時間帯を狙う予定ではあるが、相変わらずと小雨が降り続く。
しかしこの小雨のお陰でアングラーも見かけず、有る意味、恵みの雨かも知れない!
(より好んでこの雨の中で釣りするものは、余程の物好きか、釣りバカに違いない)

干潮が午前2時過ぎなのだが、段取りが狂い2時過ぎよりウエーディングする。
やはり今時の水温は冷たく身にしみる。
ロッドにルアーをセツトし、アップ、サイド、ダウンキャストリトリーブで投げ分けシーバスのアタリを待つ・・・。

本流筋でルアーをトレースしているのだが、普段ならベイトの小魚やボラ、鯉の部類のスレアタリが有り、外道の気配の有る時の方が本命のシーバスも好調なのだが、今日はその外道のスレアタリもロクに無い。
長く降り続く小雨の為か水温もより下って来ているように感じおまけにさほどの降雨で無い為か、今度は逆に水がクリアーに近く澄みだしている。

やばい、状況がより悪化しているのを感じ焦り出す!
潮時も干潮から
2時間起ちアタリも無いまま時が過ぎる。
ファルコン
128LB/Iron-SSのナチュラル系カラーにチェンジ。

ダウンキャストしスローリトリーブの合間にストップをいれてステイさせ、それを何度か繰り返し、足元まで引いて来る。

やはり本流筋は水温が低い。
もっと下流の淀みで水温の安定したエリアにシーバスが入り込んでいるのか?と思い移動しようか考え出した時、リトリーブするファルコンにガツンとアタル!と同時に合わせる。
すると河川特有の流れに乗るファイトをする。
このシーバスは低水温の今時には、似合わず非常に良く引く!
何と!上流側に登りドラッグを出していくではないか!
バシャーンとエラ洗いするのを見て、割と良型だと感じ、大事に魚をランディングする為に岸まで後ずさりしてシーバスを誘導する。
そしてようやくランディング!

審査提出用の写真を取り検寸するとシーバス75p(又寸72cm)で非常に体高も有り、ベイトをたらふく食べているのか、秋口の腹太のようなボディーで思わず70cm後半のクラスと見間違う程のコンディションであった。 

だだ、一ヶ月ほど前に釣った個体のように左目が少しおかしいシーバスなのだが、魚体を見ると痩せている訳では無いので、ベイトを取るのにフジユウしている訳では無いと思うし、ひょっとすると、このような魚程、視覚よりも波動(音)をたよりにして、鋭く感知しベイトを捕食しているのではないかと感じたのですがどのようなものなのだろうか?

チーム戦時間も終わり、港湾にも移動して見たがこのシーバスよりもサイズアツプする事は出来なかった。

その後の発表で,私は個人戦シーバス75p(又長72cm)で9位!おまけに新しいレギュレーション上不利かと思われ諦めていた、チーム戦でも準優勝!

やはりこのシーバスがキッカーフイツシュになったのは間違いない!
これで今年も順長なすべり出しでOSD第
1戦を終える事が出来、次戦からも楽しみになって来た!

            

 タックル

ロッド   ダイマツ,アムスファクトリーAltisAL864MLF

  リール   シマノ,ツインパワーC3000

    ライン  ファイヤーライン16ポンド  リーダー  バリバスVEP22ポンド

  ルアー     ファルコン128Lb/IronSS