ミッドダイバー(MD) リトル・ジョンの特徴

水深1.5mにアクセス。サスペンド90mm。
ダイブ系ミノーとして軽いリトリーブ、クィックな応答。

低速〜中高速リトリーブ対応の90ミリ サスペンドダイバーです。
珠玉の一尾に出会うためのたった一つのタイミング。それをつかむためには時間を凌ぎポイントに溶け込まなければなりません。
MDの軽い操作性と有効レンジへの疲れないアプローチが時の経過を忘れさせ確率の闇をぶち抜く劇的なヒットをもたらしてくれるでしょう。

そしてMDは完全離脱システムを備えた遊動フックルアーです。
掛けてからの第2ステージに展開する取り込みのパフォーマンス。
それを語れるボーグ以外のルアーは地上に存在しません。


ハンドメイドリップの微妙なばらつきはスイム調整によりセンターフォーカスを一本ごとに最適調整後に発送。

まだ知られていない オスプレイMDがサクラマス攻略の最有力機になりつつあります。



オスプレイ90 MD リトル・ジョン 11g suspend ボディーのみ

ユニットとボディーのスイムマッチングを行っての出荷をさせて頂いています。
なるべくセットでのご購入をお勧めします。



赤金オレンジベリー・ホロ

本  
オスプレイ90 MD ボディー
 1,700円(税込)

 
鮎 ホロ

本  
オスプレイ90 MD ボディー

 1,700円(税込)

黒銀レッドベリー・ホロ

本  
オスプレイ90 MD ボディー

 1,700円(税込)
 
黒銀レッドベリー・ホロ+ラメ

本  
オスプレイ90 MD ボディー

 1,700円(税込)




→フックユニットHU-02が必要です
(ユニットは下段でご注文頂けます、フックユニットのみのオーダーも可能です。)


オスプレイ90 対応 フックユニット
クラッチフッキング・ユニット
オスプレイ90mm HU-02
Shout treble11-4号 付き


900円(税込) / 本






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何通頂いても集約同一梱包にてお届けいたします。


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またご注文の控えもお客様のメイルアドレス宛に自動送信されます。

   


自動で送信される「控えメイル」には商品の一覧が添付されますが右肩にご注文数が付いたもののみを承ります。
ご注文を頂いた後、3営業日以内に確認メイルを返信させて頂きます(遅れる場合もございます)。






解説




難関サクラマス
深さ、流速、ストラクチャー、水色、時合い・・・

どこならヒットするのか?
それが当たっていたとして、ヒットのための条件は刻々と変化してゆきます
タイムリーなルアーが必要になります
例えばサクラマスが深場を通ると予想されるとき
その深場にも速くて流量の豊富なポイントと、緩やかに流れるトロ場があります
オスプレイ90-MDはその両方に対応

ポイントが浅ければトロ場から早瀬までの表層に対応する
リトル・ジョンHS、ジャックHSなどがあります
しかし文字通り背を鷲づかみにされることもあるのが水面
サーフェイスは危険に満ちています
彼らが表層アタックをかける時には重い決断が要されているはずです

敢えて危険を冒すことを避け
「上空(表層)のベイトは無視」している・・と考えるのが自然でしょう
鱒族はシーバスとは少し性格が違うのかもしれません。
安全に攻撃できる中低層が良いなら
アングラーはそこ(底)に向かえば良いです、深みへ・・・

警戒域を潜り抜け、MDは下に向かいます
しかし深すぎない水深約1.5mまで素早く到達します。
重すぎない引き抵抗。無駄を削ぎ落としたリトリーブ感覚。レンジは有効な中低層。
リトリーブ停止はMDの停止、つまり浮上も沈降もしないサスペンドを演出します。
リトリーブを再開すれば即応答するMD、しなやかなウォブンロールによって
全てのマス属を完全バイトクラッチへと誘い込むでしょう


3号フックにも絡み無く泳ぎ対応するハイパーレスポンスボディー
大型魚を掴みきる超耐久性、形状記憶合金ユニット懸架
高純度タングステンボール6mmφ、1個封入、サスペンドチューンでの最高アクション




オスプレイ90MDがボーグルアーであることの意味

 完全離脱システムはなぜ有利なのだろう?

これまで複数位置への針掛かりは運を天に任せるものでした。
せめてもの操作があるとすれば魚を足元まで寄せて他の針の追い掛けを試みるしかありませんでした。
ボーグのスライディング・フロントアイは引き合いに連動してテイルフックを呼び込みます。
最初に掛かった位置にもう一つのフックが呼び込まれるため、必然的に(90%確率)二次フッキングが起動するのです。
クラッチ掛かりはさらに傷に加えられる力を前後フックそれぞれに分散しながらそれぞれを閉じ、絞りこむのです。

ボーグのクラッチフッキングは偶然を待つのではありません。
掛かった位置を起点にして、つまり魚体に先乗りした先兵隊に誘導され二の矢が打ちこまれるのです。
さらに二つのフックが互いにバーブ(返し)として作用しあうことでバレを防ぎます。

 クラッチフッキングのメカニズムはこうです
ヒット時、前後フックが同時に掛かることは殆どありません。
フロントフックからスタートしたヒットではボディーに一時的にロックさせているImpact-anchor(インパクトアンカー)の機能によりすぐには離脱せずアワセを送り込むことができます。
テイルフックにアタリが来ればテイルフックはダイレクトにアングラーにつながっているためそのままアワセを送り込むことができます。
直後に戦闘態勢にはいるターゲットとアングラーの間に生じる瞬間的なピークテンションによりユニットは離脱します。

フロントへのヒットでは魚体にタッチアップしたフロントフックを貫通する形状記憶合金ブリッジを経てテイルへと伝えられるアワセの衝撃によりユニットは5センチ以上のスライディング距離を瞬時に圧縮しながら起動点近くにテイルフックを二次フッキングさせます。
→クラッチフッキング

テイルへのヒットではテイルフックを中心に魚体の周囲を回転するフロントフックが90%の確率で(ボーグ統計)タッチアップします。

タッチアップした瞬間にフロントフックにクリンチ圧の起点が生まれます。
すると前項と同じく引き合いのテンションをエネルギー源とするクラッチフッキング捕獲メカが起動します。
→逆クラッチフッキング

このようにして前後フックがセットされます。

そのとき、テイルフックは引き合いの力をストレートに受け止めています。

一方、フロントフックはロッドに引かれたライン上の圧力を受けたまま逃げようとしています。

アングラーとの間に生じる圧力、つまり釣り手の引きとぶつかり合う魚自身の引きと魚体重量によって見かけ上ユニットから逃れるようにぶら下がる形になります。
これはもちろん水中遠方の見えにくい位置での展開です。

すると、テイルフックで落下を阻止されるフロントフックは魚体の重さと引き合いのパワーをしょったままテイルフックとの間で挟まれてしまいます。
このようにアングラーが引くことを止めない限り二つのフックは狭められ、魚体を挟み込むことになります。
言い換えますと針先が十分に刺さっていなくても魚体をつかみ続けることができるのです。
ランディング直後にフックアウトすることがあるボーグは通常ルアーでは外れていたかもしれないフッキングを守り確保に導くことができるのです。
滑りやすい氷を、氷自らの重さを閉じ圧に変えて運ぶ「ハッカ」という器具と同じメカニズムです。

クラッチフッキングはヒットがフロントフックから始まってもテイルフックから始まっても二本のフックが魚体をタッチアップしさえすれば起動します。
フロントフックから始まる場合をクラッチフッキング、
テイルフックからスタートした場合を逆クラッチフッキングと呼んでいます。
(テイルフックが口内にありフロントフックが外側をサポート)


 バーブレスでもバラしを防ぐボーグルアー
ボーグはバーブレスフックでも高い捕獲力を発揮します。二つのフックがお互いをせき止め合うために相互が大きなカエシとして機能するからです。
ボーグはフック2本が標準です。
3本が有利と見なされる方もいるでしょう。
ところがボーグルアーのフック数は3本どころか無限数フックを備えているルアーとみなせるのです。
最高の針掛かりを為すためのあらゆる組み合わせの中からその場に応じた最適な配置を文字通り絞り込み、魚体確保し、
水面を経た向こうへとラインを巻き取っていくアングラーの対応を待つのです。
そのクラッチフッキングの形を前もって予測し、準備しておくことは不可能。
動的な刹那のスピードのなかでこそ回答される究極のフッキングです。
それをしなやかなSMA上に展開できるボーグルアーは天下無双なのです。

普通の針金ではなぜボーグを実現できないのか?

ボーグでは形状記憶合金のブリッジが大きな働きをしています。
非常にしなやかな形状記憶合金は矛盾するようですが硬く、ドリルでも穴を開けることができません。
触ればしなって柔らかく感じますが実は硬く魚がこれを噛み切ることはほぼ不可能。

さらに塩水での過酷な使用時にも錆びることが無い非常に高い強度と耐久性を持っています。
ボーグルアーではこの形状記憶合金に常温で直線を思い出すように処理をしています。
常温直線記憶、つまりボーグは直線に覚醒した金属で魚を釣っているのです。

通常ルアーでは曲がらない棒として硬化しているボディー部を形状記憶合金に置き換えています。
引き合いによりそれがしなるということは傷ストレスをかわしているということなのです。
そして次に述べるここが形状記憶合金の最高の特性です。
→角の無い滑らかで均一なカーブ
曲げ限界に達するまで常に連続した曲線を描ける性能。
おそらくそこには数式で表しても美しくみえる方程式が潜んでいることでしょう。
形状記憶合金のブリッジはクラッチフッキングを起動させるための自然なカーブをもたらします。
スライドするフロントフックのルートに進みやすいカーブを提供できる素材は現在SMA(形状記憶合金)しかありません。
スライドするフロントアイはこの綺麗にカーブする形状記憶合金線の上でなければクラッチフッキングを為せないのです。
ステンレスや銅では局部の曲がりが生じて先に進めなくなり鋼鉄だと一時間もしないうちに錆びてしまいます。
ボーグルアーが実現できたことは形状記憶合金に出会えたからともいえます。

 テコのキャンセルと重いボディーからの開放

また形状記憶合金はボディー折れや針伸びを起こしていたテコパワーをキャンセルします。
堅いボディーにつながれたヘッドアイを力点と見なせば、魚体口角は支点となり、フック部は作用点としてテコが形成されます。
このテコの半径を形状記憶合金のしなりによって小さく閉じることにより傷や針への不要な力を生じさせません。

テコで局部圧が倍化されることが無いボーグはバラしを防ぐだけでなく魚を引き止めるためのパワーを有効に伝えます。
魚体のフックに掛かる力はラインに加えられている力と等しくあるべきなのです。
そんなこと当たり前ですか?
いえ、これが当たり前ではないのです。
全てのケースとは言えませんが通常ルアーでの取り込みでは一の力で引いていても針先には二の力が生じていることがあります。
にも関わらずテコの原理によりアングラーは先端の様子を知ることができません。
二の力が生じていても魚を寄せる力は一でしかないため魚は思ったほど寄せられません。

というのも大きな基本として魚は2の力で屈するとは限らず自らの口や体が壊れたとしてもさらに大きな力で泳げる場合があるからです。
ですからアングラーの力を局部で倍化してしまうテコ構造のタックルは魚にとってもランディングにとっても危険なのです。
仮にターゲットが小型で一の力で十分取り込めるはずだったとしても先端での二の力を感じられないまま強く引いてしまえば魚体の水抵抗や魚体重の慣性とぶつかって針が延び、傷が千切れてしまうかもしれません。

少し引いて見てみましょう。
一で引いているのに針先が二になっているとしたら残った一の力はどこに行くのでしょう?
それは傷口とボディーと針とリングです。
ラインを一で引くときにフックにも等しく一の力が加えられていればシステムの破壊は最小限に留まり、いたずらにシステムが壊れることが減り、効果的に魚を寄せられるはずです。
というのもラインを2の力で引こうとするときボーグなら2で引けば良いのですが通常ルアーで2を引けば魚体局部に4が加わってしまいかねず、3ならば6へと跳ね上がりブレイクしてしまう可能性が増大します。



言い換えますと ボーグルアーでの引き合いはターゲット側が強くなる印象があるでしょう。
それはこれまでのルアーではボディーテコによる押さえ込み効果により魚体の見かけ上の力が小さく見えていたためです。
魚はこれまで知られているより強いのです。
そのしわ寄せがフックやリングやボディーそのものに、そして何よりも魚体の傷口に加えられているということです。
ボーグの安定化フッキングによってアングラーがパワー面で不利になり苦しくなるだけであればボーグは無意味です、
しかしボーグはシステムに加えることのできる絶対的テンションをこれまでより遥かに強くできるから有効なのです。
通常ルアーではその絶対テンションをボーグよりも高く取れないために、魚を止めきる前にシステムが壊れやすくなるのです。
システムが壊れたらその時点で無。
アングラーは厳しくなりますがその引きはシステムの破壊を招きにくくなり有効に寄せに使われるのです。
針の強度を最高に引き出せるボーグは強く引いても傷が破れにくく魚が寄るのです。

 飛距離と泳ぎのパラドックス
重くすれば飛びますが軽やかさは失われてゆきます。
軽くすれば鋭いアクションが得られますが広く攻められません。両方欲しいのに神様はそれを許しません。
リップ下に溜まってバランスを乱す飛行風圧の一部をボディー背面へと逃がす構造により見かけ重量よりも良く飛ぶボーグです。
その相反するメリットとデメリットの最良の交点に落とし込むチューニング。
飛距離と泳ぎのパラドックスは得られる最高の形を指し示す法則からの指令といえるでしょう。
あちら立てばこちら立たず、こちら立てばあちら立たず
あちら立ってこちらも立ちましたチューンが・・・その間に隠れています
これ以上は無い、という潔さを与えられたボーグです。



 巨大魚への可能性
ここでは少し話がそれますが、
大型マグロなどのパワーは完全に人間の力を超えています。まともに引き合えば勝てません。
このモンスターを寄せられるほど引けばシステムはテコ破壊され、リングは棒状ボディーによって捻じられて延びてしまうでしょう。ボディーを解き放つボーグにはリングの捻じれは生じません。青物の反時計回りの回転はラインに開放されてゆくだけです。
口を拘束し強引に取り込むという考え方もありますがやはりテコによる被破壊は多く発生していると考えられます。

何よりもシステムの破壊を防ぎ長時間の寄せを可能にするボーグに可能性があり、生餌シングルフックの漁に近いパフォーマンスが得られると考えています。
90mmでもボーグルアーは強い引き合いからシステムと傷を守り、巨大魚の取り込みを可能にします。

アングラーは肉体とイマジネーションを鍛えてゆくことによりさらなる釣りを極めてゆけるでしょう。
より安全に、より多くの魚を抱きとめるために・・・ボーグ




日本にはボーグルアーがあります。
突然の大青物がきても動じない磯ヒラ釣行
海アメマス、
そして大型サクラマス攻略。
依然続いているボーグ創世記、新しいヒストリーを刻んでゆくのは君です。






 3号フックにも対応する90mm遊動ミノー
(4号標準装備)
3号フックを懸架してもスイムは破綻せず、前後フックの絡みや、背中へのスタックもありません。
大型サクラマスや大型シーバスに対して3号フックのグリップを活かすことができます。


 ボーグルアーは一投で二度楽しめる
ヒット・・その全引き合いの90%の確率で起動するクラッチフッキング。
世界中のどのルアーにもないオプセル社独自の捕獲メカニズム。
掛けるまでが中心となって広告と販売がなされている通常ルアー。
ボーグはその市場で本来語られるべきだった性能、「ランディング」という残り半分のゾーンに光を当てました。
もちろんヒットの全てを自動的に確保してしまう魔法のツールではありません。
それでもなお、確率が支配する困難な修羅場を勝利へと導くボーグルアーはアングラーを強くサポートします。
アタリを引き出す強いバイト誘発力と共に二粒めの楽しみ・・取り込みを味わいつくしてください。
形状記憶合金によるテコ回避、更なるパワーが加えられた場合に起こる針延びと傷切れのバレを防ぐユニットの犠牲破壊。
90ミリの巨鳥。
羊の皮を被った猛禽の威力をフィールドで体感してください。





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ご希望に応じた最適なお届け方法を含むメイルを別途返信させて頂きます。
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製造発売元

有限会社オプセル