2003年 4月12日                                     

                           by Borg Field Tester  Yutaka Uto

大型の平鱸を求めて釣行してみました。
朝一で入ったポイントでは、抜群のサラシはあるものの漁師の網が入っていたせいかノーヒット。
磯場を歩きながらチェックするが反応が無い。

サラシも落ちて来ている為、宇土の頭にはイヤな三文字(ボ○ズ)がよぎった。
可能性のありそうな小場所をチェックしていると、Ironのグリーンにヒット!、
手応え充分!、
重量感もありパワフルだ。
慎重に根ズレを交わし、ランディング成功。
70cmクラスだった。

良く肥った個体で美味しそうだったのでキープする事にした。

別のポイントへ移動してみると、サラシは充分。
餌釣り師が二人いたので話かけてみると地元の人らしく、今朝も地元のルアーマンが二人いたが釣れていなかったそうだ。
抜群のサラシが広がっていたので、餌釣り師に、「その辺で投げてもいいですか?」と尋ねてみると、「どうぞ、どうぞ」と心良い返事が帰ってきた。
早速Ironのレッドヘッドでサラシを通してみると足元の瀬際から飛び出してのヒット!
アワセを入れる間も無くファルコンは海中に消えた。

アワセ損ねたのでフッキングの度合いが心配だったが、もしフッキングが浅い場合に追いアワセを入れるとフックアウトしてしまう恐れがある為、このままアワセを入れずにやり取りをした。
無事にランディングに成功し、掛かり具合を確認するとガッチリとクリンチフッキングしていた。
素晴らしいの一言だ!
サイズは50cm弱程度。
撮影後にリリースしていると、「おぉ〜い!」と声がしたので振り返ってみると先程の餌釣り師が私のやりとりをみていたらしく驚いた表情を見せながら近寄って来た。

「釣れましたねぇ〜!」、「はい、釣れました」
空かさずファルコンを宣伝したが興味がないようだった。
興味があったのは魚の方らしく、「逃がすんですか?」「はい!」
「貰えませんか?」
「いいですよ」
とこんな感じで断る理由も無かったのでプレゼントすると、お返しにジュースを貰った。

まだ釣れそうだったが、良く釣れる所を見られると今後の釣行に影響する可能性があるので、この場を諦めて移動した。
次のポイントでは反応が無かったので更に移動した。

広がったサラシがあったのでサラシの先へキャスト、ファルコンがサラシに入った瞬間にチェイス!
銀鱗が翻ったがファルコンには触れなかった。
そのまま手前までリトリーブしていると別の個体と思われる銀鱗がヒット!
根ズレを交わしながら寄せたが、ひき波の影響もありなかなか上がって来ない。
それでも何とかランディングに成功した。
サイズは60cm弱程度。

素早く撮影し、リリースの為の措置を取る。
自力で泳げる事を確認して放した。

Ironのアユにチェンジし同じサラシへキャストするとまたもヒット!。
沖へ走ったので、無理をせず沖で遊ばせながらランディング場所へ誘導した。
サイズは60cm強程度。

素早く撮影しリリース。

それにしても今日は日差しが強い。
ピーカン天気の下で真っ白なサラシを前にしての釣りはとても気持ちの良い物だ。
宇土は爽快な汗を体中にかいたので休憩を取る事にした。

しばらく休み、Ironのグリーンにチェンジして再開してみた。
同じサラシを通すと、なんとまたしてもヒット!

手応えからして先程と同サイズのようだ。
慎重に根ズレを交わしながら無事にランディングに成功した。
サイズは60cm強程度。

撮影後リリース。
その他のサラシもチェックしたが反応が無かったので納竿した。

注:
宇土テスターはフックをがまかつトレブル12-2からスティンガーST31-2(スプリット・リングは一個)に換装しています。

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