ボーグ・マン レポート  


 6月24日              藤本淳也 さん (長崎)


こんにちは、藤本です(^^)/

ポイントに到着。
お世辞にも磯の状況は良いとは言えなく、サラシも薄い・・
手前から投げてはいくものの反応はなし

良い波の周期も遅く、たまにしか良いサラシが出ない
出そうなポイントを探す・・




そこは、丁度少し沖に沈み瀬があり、そこで出来たサラシと手前の瀬で出来た引き波のサラシがぶつかり合い、良い感じになっていました。

「出るならここかなぁ・・」

キャスティングポイントまでは、距離もあり、ルアーはSB/スカイパスを選択

キャスト〜
何度もキャスト練習をしたNEWロッドからスカイパスが追風にのって気持ち良く飛んで行く〜

丁度、サラシの少し先に着水。
広がるサラシを横向きにリーリング・・・

「来い、、来い、、、来い、、」

「ドン!」
「よっしゃ〜!!1投目!」
その瞬間、サラシで何かが動くのが見えた

みるみる内に、ラインが出されて行く・・「でかいかも!」
巻いては出され、巻いては出され、やっと魚体が確認出来る範囲までよせる

「でかい!」

過去の失敗や、やばい・・どうしよう・・という気持がよぎります
心臓が破裂しそう

足が震えるているのが自分でも感じました。(TT)
と、その瞬間!!エラ洗いが始まった〜
まるでそれは、エラ洗いというより、海面をのたうちまわるような感じ・・

「トボボン!ドッパ〜ン」「巨体を半分、海面に出して、大暴れ!」
「・・・このクラスでもこんな事するのか!?」

数度の、のたうちダンスを繰り返し、何とか無事ランディング〜!!

「うっしゃ〜!でけぇ〜!重すぎ〜!!」



85センチ 7.6キロ!




体高があり、まるでアカメみたい!


(フロントフックは口角の内側に掛かっている)

クラッチは完璧!
チタンフックは口元を完全に貫通しており、ペンチでも容易には取れない状態でした。

針伸びもなく、しっかりバイトしてくれていたようです。

自己ベスト記録です!嬉しい〜!!(^^)



確率・・・
私の休日は、月に約4回・・・その中で、磯に立てる確率
                   その中で、良いサラシが出るか確率
                   その中で、ルアーにバイトしてくれる確率
                   その中で、フッキングする確率
                   その中で、ランディング出来る確率
                   その中で、ランカーサイズに出会う確率
この魚が獲れた事を本当に嬉しく思います。

色々、アドバイスを下さった、宇土さん、皆様、そして遊動ルアーに感謝!!(^^)



※ 写真はちょっと失敗だったかもです
・ 平らな場所で撮影しなかったのでな〜んか大きくみえません・・・
・ 置いた岩が暗色だったので魚がちっこくにえます・・う〜ん、むずかしい・・





藤本淳也 様

ついにランカー確保されましたね!

大きすぎないサラシに対して比較的低い位置からの遠投攻略にはSB/Sky-passが好適ですね。
アルビナカラー、これはBFT荒木さんのオリカラです。
パールホワイトの明るさとぬめり感に加えて背中の蛍光イエローの直線が操作性を高めてくれるカラーです。
多くの実績があります。

あの日初代BFT宇土さんが鳴らしてくれた一本の携帯コールからこのヒットは生まれたのですよ!

24日朝
といえば、伊豆でアタリがあった名古屋のrinyoshiさんにとっても熱い日になりました。
ボーグによるランカー磯ヒラが同時刻に2発出ていたことは非常に熱いはずです。

おめでとうございます!

ランディングまでがルアーフィッシングですからこの成功はグッドですね。
掛ける能力でボーグと肩を並べるルアーがあってもランディングの確率までをクラッチでサポートするようなアイテムは存在しません。
さまざまなバラシ要因を分母に掛け合わせて行くとランカーとの出会いは奇跡。
さらに使用者の非常に少ないボーグでゲットできるひとは天文学的(笑)に少ないはず、なのにボーグランカー、よく出てます。

ビジターの皆様にもボーグと数少ないボーグ・マンが高確率でランカーと出会ってゆく様子が理解して頂けていると思います。

認知無き遊動フックルアーを受け止めて頂き、それで釣果を切り開いてゆくボーグ・マンの皆さんは確率のジャングルをゆく孤高の戦士ですね。

きっと別な時代に生きたとしても体制に流されること無く行き詰まった生活や文化に風穴を開けて行ける人たちであると思う山本です。

凄かったでしょうね!

張り裂けそうな緊張とスリルを乗り越えて
磯ヒラスズキの巨大魚を抱きとめる・・これは強烈ですよ。

それは人が生まれてきた意味の一つを知る瞬間なのかもしれませんね。
さらに男なら必ず心のそこにあるはずの狩猟本能。
それが本物の自然の中で現実の重さとして腕をきしませるならその筋肉への負荷こそ雄の本能の証でしょう。
なぜならその獲物から供給される栄養がその雄を核に生きる家族の生存をある期間守ってくれるのですからね。

ランカーゲットはなんか誰かを幸せにできそうな気になれるあったかい瞬間でもありますね。
雄たけび・・出ましたか?
でました、よね?!
この雄たけびは最高です。
一人でも空しくは無いです。
ボーグ・マンならでっかい声でよっしゃーと行きましょう!


藤本さんお顔を初めて拝見しましたョ。
カミングアウトですね!
これからもいい釣りしてください。
また近況レポなどください。

山本より



初登場12月2日 釣行  2006年 12月9日 釣行 
2007年 3月19日 釣行 2007年 3月20日 釣行
2007年 4月18日 釣行 FujimotoJ07_6_24Lanker

取り込みの余談ですが・・・
ネットを使うときは魚を入れることよりも針を網に掛けないことが至上命題です。
最高の反射で波と暴れる魚体が飛ばしてくるフックを避けましょう!
あとはスネーク・スタビライザーがあると軽く入れられます非常に有利です。
何より柄が折れても魚体もネットも失いません。→柄は折れますよ、簡単に(笑)