BFT京都 藤田千明 選手

山本 様

お疲れ様です。
昨夜はラッキーでした。単独釣行のため、十分な画像確保ができず申し訳ありません。


6月3日
先週発売のシーバスマガジンで、地元の由良川河口と天橋立でのモンスター爆釣記事が同時に掲載され、有名スポットはアングラーで飽和状態になり、”おきまり”の揶揄し合う不愉快なトラブルも多発しています。
そのような状況下ですから、自分は敢えて近所の港湾部へ釣行しました。

一人気侭にランガンするのも、ある種、醍醐味です。
ファイト中の画像を確保できず、雑誌の記事にはできないのが、最大の難点ですが・・・。


港湾部の数か所のポイントを見て回り、そのうちの何箇所かでキャストしてはみましたが、インスピレーション通り、何の反応もありませんでした。

「ん〜〜、次はどこへ・・・」と思いながら右往左往していると、舞鶴港に流れ込む、市街地を流れる河川の河口部に、普段はないはずの非常に明るい作業等がぶらさがっているところを発見。

近くへ歩み寄ってみると、シラスのような小さなベイト(5cm前後)がうようよ泳ぎ回り、それに気持ち悪いほどのボラ?の大群が、これまたうようよと泳いでいました。
この周りにシーバスが居ないかなあ・・・と、水面に目を凝らすと、突然、バシャッ!モワモワ〜!

何と、ボラだと思っていた大群はシーバスだったんです。30年ほどシーバスを追ってきましたが、あんなにたくさんのシーバスが泳ぎ回る姿を見たのは初めてでした。


これは最大のチャンスとばかりに、ポイントから少し遠ざかってキャストを開始。

シーバスは間違いなく表層から水面直下のレンジを意識しているので、オスプレイFairy・SSを選択。
カラーはオリジナルで作ってもらったパールボディーチャートバックオレンジベリー
(リップはやや小さく削って貰ったモデル)。

ティップでたまに小さくトゥイッチを加えながらスローにリトリーブすると、面白いようにアタックしてきました。
67cm、56cm、66cm、62cmが連続ヒット。



十分満足したので、キャストポイントを明かりの届かないエリアへ
(ものの試しくらいの軽い気持ちで)変更してトレースを開始。
明るいエリアをかすめながら離れていった瞬間、ゴンゴンゴン、バシャバシャバシャ!!とけたたましい爆音と共にジ〜〜〜〜〜〜!とドラグが唸り、ラインがジャージャー出て行く。
これはデカイ!と直感し、時間をかけて慎重にファイトしました。
足もとまで寄せると、港湾部の魚とは思えないグッドサイズ。
60cm枠のネットになんとか収め、シャフトを折らないように角度を考えながら持ち上げるが、ネットでは厳しいほどの重量感でした。(93cm、6.1kg)



干潮の潮止まり前からゲーム開始だったので、地合いが過ぎたのか、魚が学習したのか、このランディングにより他の魚の警戒心が極度の高まったのか・・・。
目視できる魚の数も激減しただけでなく、ルアーに見向きもしなくなってしまいました。

今日は最高に満足な釣りができたので、これにてゲームセット。

10年以上前には港湾部でもこのサイズは珍しくなかったのですが、最近ではめったに出会えなくなってしまいました。



サイズばかりを追い求めているわけではありませんが、やはりランカーとのファイトは格別ですね。
今月半ばに47回目の誕生日を迎え、中高年に仲間入りしようかという『超オジサン』になりますが、この釣りは身体の動く限り続きそうです。
釣れないと、今度こそは!と、結局行っちゃうんですね。
最高です!

BFT 藤田 千明
<使用タックル>
ロッド:アルテサーノRA−77(DAIKO)
ライン:シーバスPE20ポンド(東レ)+フロロ6号1m(ダイワ)
リール:ステラAR3000(シマノ)
ルアー:オスプレイSS(OPCELL)






藤田さん、いい型を揚げてくれました!
実力を発揮してきましたね!
名もない一戦士だったころの藤田さんはこうだったのではないでしょうか?
オプセル社スタッフ共々「藤田さんやってくれたよね!」と皆で喜びました。
タモの柄が折れそうだったでしょう?
それより、よくネットイン成功させてくれましたね。
60φネットでゲットはさすがです。
(スネーク・スタビライザーも進化していますしお奨めですよ。)

重量感たっぷりの93cm、これはいい魚体です。
山純さんも言ってましたが頭が藤田さんよりでかいですね!
拡大しないとフェアリーがかすんでよく見えないほどです(笑)。
しかし解像度の高い画像、大物とのやりとりの臨場感が藤田さんの表情から伝わってきて本物の感動があります。
リフレッシュされたこの感覚を覚えていてくださいね!
新生、藤田さんの今後が楽しみです。


山本より

            
     

藤田さん
釣行ダイレクトリンク

FujitaChiaki04_4_21 FujitaChiaki04.9.19
Fujita07_5_5 Fujita07_5_28
Fujita07_6_3-93c













有限会社オプセル