2007年11月5日


オプセル社 レポ     釣者 ボーグ山本

お世話になっています、オプセル社山本です。

出張から戻った翌日、BFTの皆さんに頼りきりのレポ状況を反省しつつ、釣行に出てみました。

ヒット情報は得ていましたが高場からのキャスティングになる現場(松崎新港)に前日情報のナブラはなくオスプレイポッパーには無反応な状況。

以前、BFTの山純さんが
「僕的には,このMは大好きです。このバイブレーションのような細かい動き,そして,ロングリップにもかかわらず薄型の利点で飛距離が落ちません。」
と感想を届けてくれたのを思い出しディープ・ダイバー・レンジMを選択。
6時半ころから堤防の外側を攻め始めました。

がやはり前日の話のような盛況はなく沈黙のまま。
それでは、と攻撃面を内湾に転じた第一投目、ドッパーンとシーバスが炸裂!しかし乗らなかった!残念。

その後再びチェイスがあり目測できましたが70クラスの多分丸鱸と思われました。
私より早くからいた2名のアングラーさんには早い時間に2尾イナダが掛かったようでしたが共にバラシだったとのこと。
明日の朝もう少し早い時間に攻めてみればこのシーバスの可能性はあると思いますが早い時合いからバイブレーションや小型ミノーを使っていた彼らにイナダ以外のアタリは出ていなかったとの話なのでこのレンジMのヒット誘発力はかなり来ているといえるかもしれません。
あやうく彼らのオカマを掘ってしまうところでした(笑)。
いずれにしても出遅れたはずのレンジMにヒットが集中していたことは特筆すべでしょう。


山純さん、良いヒントになりました。



一尾はスレ、二尾目のこのランディングではスナップを使用していたため離脱はしませんでしたがクラッチフッキングの圧力は加えられています。
青物では引きが直線的なので時折ですが離脱しない場合もあります。
がそれはフッキングに対してストレスが無かったことの現れなのでボーグはその場合問題のない引き合いにおける通常ルアーとして機能することになります。
カラーはブラック・ゴースト・イワシ-TK
(高橋さん、これはやはり誘引力ありますね。)


ヒットポイント(伊豆松崎町新港)
個体数が少なくなったイナダ。ナブラが立たない状況で完全バイトを引き出せるディープ・ダイバー・レンジMはシーバスにも威力を発揮するはずです。
その威力の源はスイミングレンジの深さではないでしょう。と言いますのもむしろレンジMはそれほどディープレンジまでは潜りません。
そもそも彼らフィッシュ・イーターは、表層での50センチや1mの泳層の差はほとんど気にしていないと言ってよいのです。
高ヒット率の理由が極限の極薄ライトボディー、
極限のスリムリップから繰り出されるこれまで見たことの無いクィック・ウォブリング(山本の主観です)にあるのは間違いないと思います。
もちろん高場でも足元までスーパークィックな誘惑が可能でした。

向かい風に対しても非常に強く、ヒットを引き出せる十分な飛距離を出せました。
レンジMはボーグ山本も一押しです。




青物にリリースは殆どないです。美味しく頂くのが釣り師の自然な姿かも。


Kanta06_7_6 Kanta07_7_30
Kanta07_11_5-DDRM