ボーグ・マン 釣行レポート
 from ケケチさん  (新潟)


2008年7月4日 


いつもお世話になっております。
新潟県のケケチです。


さて、7/4久々に夜釣り復帰ということで、いつもの川へ行ってきました。


現場に着くと珍しく人が大勢います。


人ごみ特有の落ち着かない雰囲気と、ミラーボール並みのヘッドライトが釣れない雰囲気をかもし出しています

が、最近の時合はまだ先なので、しばらく回りの様子を見ながらプレッシャーが減るのを待ちました。




この日は餌師の皆さんが多くいらっしゃいましたが、目測で1本獲れた程度だったので、あまり期待できないかな?



そろそろプレッシャーも減り
頃合を見て、今年のお気に入りFalconSinPenをキャスト開始。


流芯へ打ち込んで、シャローへ繋がるブレイクへSinPenを流し込むと・・・

「ダンッ」「グイィィーン」と明確なバイトと共に下流への突っ込み開始!!

流れが速いためエラ洗いもせず、ひたすら流芯下流方向へ出ようとするのはココのスズキの特徴でもあります。

ランディングすると結構良いサイズでした。


Lateolabrax japonicus 丸鱸 87cm





更に追加でヒット!


丸鱸 67cm


サイズこそダウンしましたが、全く同じパターンでフッキングも似ています。
急なカケ上がりを下から反転しながら食ってきたので、この様な掛かり方になったのでしょうか?
チョット外れそうで怖い掛かり方だと思いました。



最近はFalcon SinPenばかり使っていますが、流れの速い河川ではとても使いやすいです。
今年のメイン機になってしまいました。

この日は餌師をはじめ、ルアーマンも数名居ましたが、完全にFalconの一人勝ちでした!!

こんな日がたまにあるから止められないんですよネ(笑
途中で合流した釣友も早速購入したようです(爆


ケケチさん

お世話になっています、オプセル山本です。

久々の釣り再開とのことですがいつもながら魚の引き運が強いですね!
ボーグルアー・シンキング・ペンシルはブルースコードなどの他社の実績機と比較しても遜色ないヒット誘発力を持っています。
が結果を掴むには出会いへの運も必要になってきますね。

その出会い方を読むという勘などというものもあるのでしょうけどね。
運だけは要素が多すぎてコンセプトにできません(笑)。


シンキング・ペンシル操作の基本として
ケケチさんがが表現されているように「流し込む」つまりは流れに同化させるということがありますね。
ストリームに沿って流されてくるベイトのような自然な生命感を演出するということでしょう。
必然的にスロー、それも超スローになることが多いですよね。
それも通常のウォブリング操作から見ると考えられないような超スローなのですね。


ミノー系ルアーのリップル感(脈動)によって操作感を得ている方には棒を引いているような空虚な感じが当初はしてしまうかもしれませんね。
しかしよく耳を(ロッドを)凝らして水流を感じ取って見ると水の動きが分かります。

その静かな操作の中から突然炸裂するヒットは劇的です。
このヒットはウォブリング系ルアーフィッシングから入られた方には少し理解しにくい面があるかもしれません。

彼らフィッシュイーターは水の動きに似ていながら少しでも違う動きをする物体は生物として認識します。
水と違う動きの物体は生物として、そして栄養源として捕食の対象になるのですね。
ウォブリングが有利になる場合も確かにありますがシンキング・ペンシル派の視点から見ると
ミノーのウォブリングは実はアングラーを魅惑するためのものであるともいえそうです。

ですから尾を振らず、棒状にすーっと動くだけだとしてもシンキング・ペンシルは高いヒット率を得られます。
(ファルコンシンキング・ペンシルは水中でも水面でもウォブリングでき、リップルポッパーのように使うこともできますが基本は棒で良いのです)

いつも言わせて頂いていますがシーバスはまず出会える確率が低いためルアーチェンジは有意な検証結果につながりにくいのです。
むしろ通常ミノーのウォブリングに飽きたシーバスたちに対して
ケケチさんが全く異なるベイトに見えるシン・ペンを使ったことで独走がもたらされたとも考えられますね。
伊豆の那賀川でもそのケースはよく見られるのですね。

つまりは使用されているルアーの偏りも含めて人的プレッシャーが高いとヒットは得られにくくなります。
船の通過は関係ない場合がありますが人の気配はだめですね。
このシンキング・ペンシルが持っている広大な飛距離はマンプレッシャー域のはるか外側にヒットゾーンをつくれますね。
リリースホールからの排気による空力効果により同じ重量の通常ルアーよりも飛ぶのです。

詳しくは飛行中に背中側を回っていく空気の接触距離よりも腹側の距離が直線で短いため腹側の流体速が落ち、圧力が高くなります。
その高くなった圧力は頭部のリリースホールから背中側に放出されていると考えています。

すると背側の負圧が中和され気流全体の乱れが減少し、その減少分だけ飛距離が増すと考えています。
リリースホールのない通常ルアーでは厳密には圧力の下がる背中側に僅かですが平行移動しながら飛んでいると推測されます。
その移動は飛距離を消費しながらの無意味な移動と言えるでしょう。

つまり背中側に吸いだされていく気流のガス抜きとしてリリースホールが働くのですね。
ウォブンロール系のSB/Sky-passはもちろんSB/Ironのあのウェイトでの驚異的な飛距離はそれが理由だと思います。

そしてクラッチフッキングは非常に遠い位置でのヒットも高い確率で引き寄せることを可能にします。
このボーグルアーの総合力を使いこなしてくれたケケチさんの勝利でしたね。

ボーグルアー一人勝ちという例はしばしば起こることなのですね。

ケケチさんのテクニックと引き運の強さでまたいい釣果出してください。

期日指定なし(笑)でお待ちしています

ご釣友の方の釣果もです(o^-')b。


ボーグ山本より



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ItoKboom08_1_11-12 ItoKboom08_1_15
ItoKboom08_2_8-17bigSoi ItoKboom08_6_14break
ItoKboom08_7_4 Falcon SinPen