2007年6月3日
山本さん
お疲れさまです。
久々に釣れました。
やっぱり期待を裏切りませんでした。
20時頃からメンバーと釣行開始。
ポイントに到着したが雰囲気はイマイチ…
オスプレイ/シンペンを遠投し、潮目を狙ってみたが反応はない。
次にファルコン/Mg-Ironにチェンジしてスローリトリーブで探りをいれてみた。
するとIronでもボトムを擦っているほどのシャローエリア。
ここで出番かなとFalcon128/Lc-Tit_Mg/Sinking Pencilにチェンジする。
そしてフルキャスト!
多少横風もあるが、オスプレイ/シンペンの3倍ほど飛んでいる。
60mほど飛んでいるのだろうか、この距離まで行けばさすがに水深もある。
5秒ほどフォールさせ巻き上げる。
表層にルアーがユラユラと泳ぎだした瞬間、下からゴン!
そしてボディーからユニットが外れる感触が伝わってきた。
ロッドを立てるとエラ洗い5連発!
さらにトラウトのような横へのジャンプを数度繰り返す。
合計10回の大暴れ。
これならフックアウトはありえない!と自分に言い聞かせ強引なやり取りでファイトする。
よく考えてみると久々のヒット、最後は慎重にランディング。
フロントフックはテンションを緩めると外れ、リアフックは下顎へフッキングしていた。
近くで眺めていると黒鯛のような顔つきに思えてきました。
77cm/3.56kg
あの飛距離があったからこそ捕れた1本だったのかもしれません。
そして遠投したときに多いフッキングミスはクラッチシステムがラインテンションをカバーしてくれますね。
いいコンビなのではないでしょうか。
沖のブレイク、遠投が必要な場所では欠かせない機種になりそうです。
古源さん(sadaさん)
久々のヒット、やりましたね!
ファルコン・シンキング・ペンシルの生みの親であるsadaさんの面目躍如ヒットでした!
出会いの頃のエピソードを思い出しました。
長くアタリのなかったポイントでこんなルアーがあるんだよねとsadaさんが初めてファルコンを投げたその第一投でランディングしてしまったときも傍らにおられたのはクレズさんでした・・・よね?
5月23日にはシンペンの手だれ、朝妻さんがこの機でのバージンランをいち早くゲットされましたからシンペンパパとしては釣ってもらえた嬉しさと共に「そろそろ私も」という気持ちが来ていたかもしれません。
「そろそろ釣れても・・」というようなその話に触れながらの次のリトリーブで眼前ヒットですからクレズさんとsadaさんとボーグの三角形のえにしが続いているように思えてなりません。
不思議ですね。
sadaさんにファルコンの樹脂ピースとタングステンボール、ネオジウムマグネットなどの素材をお渡ししたのが昨年の秋でしたか。
そのうちに「できましたよ〜」っと例の柔らかなハイテンションの声で連絡がありましたね。
が声色以上の現場を引いてくるsadaさんのこと、
何かやらかしてくれたのかなと?と期待はしていました。
後日送られてきた古源チューンのシンペンを泳がせてみました。
100通り以上の内部配置を試したとのことでしたがファルコンのリップレスでこんな泳ぎが出せるのかと驚きました。
ウェイト・チューニングにおけるまれな成功例でした。
いわゆる「大化け」したのですね。
この泳ぎを引き出したsadaさんには「おぬしできる」と思いましたよ(^-^)。
釣るだけのプロはたくさんいますがメカにさわれる人は少ないですし更にこのチューニングは並みのプロではたどり着けない仕上がりでしたね。
一朝一夕でできるものではないです。
そんなわけで古源チューンという名を冠させて頂きました。
そして物凄い飛距離ですね。
リップのない細いフォルムとリリースホール排気の相乗効果による飛距離の増加が感じられます。
今回のヒットも水深のあるゾーンまで届いていたことが勝因になっていると思われますから飛距離は大きな性能ですね。
ヒット後も遊動シンキング・ペンシルは威力があるのです。
飛距離は遠方でのヒットが得られますが反面遠方からの取り込みではフッキングの安定度が大切になります。
浮上直後のヒット、つまり遠方から寄せねばならなかった今回のファイトシーンでも離脱したユニットとボディーの関係は安定していたようです。
sadaさん、テストとはいえ暴れさせるのが上手いですね(笑)。
広く探る場合でもトップをリップルポッパーのように引けますからそのまま極浅のゾーンを根掛かりなく通過し回収できます。
中層やボトム付近にいる個体に対してもカウントダウンからの上昇時ウォブリングでバイトを引き出せると思います。
(今回のヒットはそれだった可能性もありますね)。
新アイテムとして十分な実用性があることを認識し、リリースに踏み切らせて頂いたオプセル社ですがその実証ドキュメントとして今回のレポは意義があると思います。
さらに夏から秋に向けての青物狙いでも威力を発揮しそうです。
ジグに匹敵する飛びとジグを超えるバイト誘発力で爆釣も予想されますね。
内部レイアウトを作る工程が複雑でやや高価になってしまいしたがこれでなければヒットを出せないシーンも多々あると思います。
阿賀野川河口のあの広大なエリアでジグミノーを超えるウォブリングと共に広く強くアピールできるこのバージョンは他の追随を超えて飛ぶオンリーワンの武器になるかもしれません。
テスト成功と連日の釣行お疲れ様です、
山本より
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