2007年7月31日 ボーグ・マン レポート  加地武郎さん 

お疲れ様です!

昨夜時間が空いたので鳴門にオカズを獲りに森川君と行って来ました。
早くも台風の影響か紀伊水道側は風が強くなってましたが
鳴門では、風裏のポイントになるところも多いので気にはなりません。

19時過ぎがMAX潮流だったので潮位と流速から8時半頃が絶好機と予想して
現場に入りました。2名の先行者があり、様子を聞くと夕マズメに2本出たが
しばらくアタリなく沈黙状態とのこと・・・。しかし、海の感じではそろそろ出そうな雰囲気。

早速、森川君が第1投!
ルアーはファルコンのSBシャフトのイエローバックホワイト。
派手派手ボディでサイレント!

視認させやすく食わせやすい!鳴門では結構このタイプのルアーに当たってくる!・・・でゴン!

「来ましたぁ!!!」

やっぱり?(^_^;)

少々スリムな65cmクラスをクラッチキャッチ!



森川君!当てるし、バラさんね〜〜〜!!! 結構丁寧にやりとりしてるし、
磯もやるので魚の遊動はできてるんかな?




僕は少し離れた静かなエリアからアプローチ!
即座に反応はあるがどうも弾くようなアタリかたで、、、
なんて言うか太刀魚に似たアタリ?(^_^;)

次の1投で同じようなアタリにアワセるとググゥーーっと乗ったが3回くらいの突っ込みで敢え無くフックアウトしてしまった。 

今日は低活性なんやろか?と思い丁寧なキャストにサミングで着水音を抑えロッドを寝かしスピーディなリーリング開始!


着水地点から少し巻いてきたアタリで速攻バイト!!!

今度はガツン!と手ごたえが来たのでガッチリ掛かったのがわかる。

でも、重量感ない割りに良く引く。

なかなか寄ってこない!

ズリ上げてみるとやっぱり頭とエラ付近のスレだった。



これはいつもカンタさんの言ってるエラノック?エラアタックですかね?

低活性のこの日だけにうなずけますね!

オスプレイでのトライもしましたがベイトが10〜12cm程度のカタクチなのでまったくアタリありませんでした。

2人で1本づつオカズが獲れたので納得して、早めの上がりとしました。









加地さん

食料調達釣行お疲れ様です!
これから魚の捕獲量制限が世界的に浸透してくる時代になります。
ボーグ・マンによる魚淡白の確保は大切な営みになってゆくでしょうね。

単なるゲームを超えた真剣勝負になってゆく可能性ありますね。
「えーっ?そこまではねぇ?考えすぎだよね(笑)」っていう考えもあるでしょう。
が、そういうのを正常性バイアスというんですね。

「まさかそんなことにはならない、に決まっている」という保守のコンセプトです。
心の平静を保つために用意された心の守りの仕組みなのですね。

ところが原発の下には見落としていた活断層があり想定外の揺れは起こるのです。
ボーグのメカニズムをみて、「ここまでやることはないよね」っていう人もいましたが、それも一種の正常性バイアスと言えます。
一尾の釣果の差で家族が飢えを凌げる場合もあるからです。

加地さんもエラノック、エラアタックがあることは理解して頂けますよね。
無反応と完全バイトの間にあるあいまいなフィーディング・ゾーンをどうゲットに結びつけるか?
ボーグの釣果が生活を左右することになれば、そこまでする必要性も出てくるのです。

いろいろなシチュエーションでボーグはメリットをもたらしてくれます。
釣りという複雑なプロセスを持つ行為の結果を完璧に分析し統計することは非常に困難です。
(つまりどんなルアーでも釣れることは釣れるのです)
しかし・・
長い釣行の間には見えにくい、しかし大きな釣果の差をもたらしてくれます。

津波や、原発の事故においても危険が身に迫っているときに、まあ平気だよ、みんなも逃げていないし、
っと目をつぶる癖は捨てましょうね。

今、ここにある兆しに対してどう動けるかに挑んでください。
それは釣れるか釣れないか分からないボーグに踏み込んで頂く勇気に完全リンクします。
皆が持っているから、とか、有名だから、というようなありきたりの判断基準を超えてボーグに挑んで欲しいです。

ボーグが問屋筋さんに無視される(卸率が困難)現況で森川さんがファルコンを投げてくれることは嬉しいです。
その新しさ、自らを変えてゆく勇気にエールを送らせて頂きます。
加地さんが数年前にボーグに踏み込んでくれた時も同様でした。
自民党が大敗したことと、ボーグが進んでゆくことは無関係ではないのです。

慣れ親しんできたものが縛りつづけている現在もあるのです。
正常性バイアス
釣りもこれを超えるところから始まります。
あんなところで釣れるはずがない
あんな荒れた日に釣れるはずがない
こんな色のルアーに来るはずが無い
こんなもので釣れる気がしない
これらもみな正常性バイアスのひとつかもしれないのですね。
日々の生活に埋もれている兆しを感じ取りそして動いてくださいね。
少なくとも男は遺伝子の戦略としての本能においてそういう役目を負っているのです。
正常性バイアスによって牙を抜かれないように・・。


加地さんファルコンオリカラの絵描いてね〜
勇気だしてね〜(笑)
絵・・描くなんて、革命ですか?(爆)


山本より





加地武郎さん 釣行ダイレクトリンク
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